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活動の軌跡 Activity

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2020.09.02
公明ニュース

コロナ禍の影響 母子家庭苦しく

党女性委に支援団体訴え

公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は1日、衆院第2議員会館で認定NPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」の赤石千衣子理事長から、コロナ禍における母子家庭の生活の現状や課題について聞いた。

赤石理事長は、同法人などがシングルマザーを対象に実施した調査結果として、回答者の7割が雇用や収入面で感染拡大の影響を受け、「無収入や収入減になって生活が苦しくなっている実態が明らかになった」と指摘。十分な収入が得られるよう生活資金や就労の面での支援策拡充を求めた。

2020.09.01
公明ニュース

災害対策 女性目線で

防災会議へ登用 後押し 
避難所運営の改善、感染防止も 
都内で街頭演説会開催

公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は31日、東京・新宿駅西口で「防災の日」(9月1日)と「防災週間」(8月30日?9月5日)を記念する街頭演説会を行い、古屋委員長は「女性の視点から防災対策を進めることは、高齢者、障がい者など全ての人に通じていく。女性の視点から命を守る防災対策に全力を挙げていく」と訴えた。

女性の視点からの防災対策を訴える古屋委員長(中央右)、竹谷局長(同左)、高木(美)副委員長(右端)、松葉都議=31日 東京・新宿駅西口

この中で古屋委員長は、東日本大震災の発災当時を振り返り、避難所に授乳スペースがなく、トイレが男女共同で、性暴力もあった問題に触れ、「防災の意思決定の場に、女性の参画が少ないことが大きな要因だった」と指摘。これを踏まえ、「公明党は女性防災会議を設置して(自治体の)地方防災会議への女性委員の参画率アップに取り組んできた。防災会議で3割の女性参画をめざしていきたい」と力説した。

また、政府が5月に策定した男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドラインについては、「全国の公明党女性議員から女性の声を集めて反映させることができた」と強調。

その結果、九州を中心とした7月の豪雨災害では、同ガイドラインに沿って、避難所での性暴力や性犯罪防止への意識啓発に取り組むことができたと述べた。

避難所での感染防止対策では、より多くの避難所が必要となる中、「3密」を避けるなどの対策を徹底しなければならないと強調。「公明党は地方と国のネットワークで、消毒液、段ボールベッドなど必需品の拡充に取り組んでいる。分散避難で、どこに避難しているのかも把握して、避難所の運営改善を支援していく」と力説した。

街頭演説には、竹谷とし子女性局長(参院議員)、高木美智代女性委副委員長(衆院議員)、松葉多美子都議が参加した。

2020.08.29
公明ニュース

予防医療、省エネで成果

デジタル技術 街づくりに活用
党推進本部で識者が講演

中村氏(左端)の講演を聞いた党推進本部=28日 参院議員会館

公明党デジタル社会推進本部(本部長=高木美智代衆院議員)は28日、参院議員会館で、デジタル技術を活用した街づくりに関して、福島県会津若松市で実証事業を展開するアクセンチュア・イノベーションセンター福島の中村彰二朗センター長から、同市での取り組みなどで講演を聞いた。

中村氏は、実証事業について、住民の同意を得て健康記録や家庭のエネルギー使用状況など多くのデータを集め、予防医療や省エネなど幅広い分野で活用し、使用電力を最大27%削減するなど成果を挙げていると紹介した。また、データの活用に当たっては、「住民に納得して提供してもらうことが重要だ」と述べた。

2020.08.28
公明ニュース

人と動物 医療の連携を

感染症対策「ワンヘルス」推進訴え 
党懇話会に日本獣医師会

日本獣医師会から要望を受けた党懇話会=27日 衆院第2議員会館

公明党獣医師・動物看護師議員懇話会(会長=斉藤鉄夫幹事長)は27日、衆院第2議員会館で、人の健康と動物の健康、環境保全の分野の関係者が連携して感染症などの対応に当たる「ワンヘルス」の推進について日本獣医師会から要望を受けた。

日本獣医師会の境政人副会長は、新型コロナウイルスや重症急性呼吸器症候群(SARS)などが人と動物の共通感染症であり、その予防、まん延防止のためには「人の医療と動物の医療の両側からのアプローチが必要」と主張。人の感染症研究を担う国立感染症研究所と動物の感染症を担う国の機関が連携・協力し、「ワンヘルス」を実践するための体制構築などを求めた。

斉藤会長は「要望を実現できるように頑張っていきたい」と応じた。

2020.08.26
公明ニュース

不妊・不育巡る課題聞く

団体、治療支援の充実訴え 
党部会

不妊症や不育症を巡る課題を聞いた党厚労部会=25日 衆院第1議員会館

公明党厚生労働部会(部会長=高木美智代衆院議員)は25日、衆院第1議員会館で会合を開き、不妊症や不育症に関して、治療への支援充実などを求める「NPO法人Fine」や「不妊・不育治療の環境改善を目指す当事者の会」から課題を聞いた。

Fineの野曽原誉枝理事は不妊治療について、治療費が自費診療で高額なことから、子どもを望む夫婦が、治療の継続をあきらめることが少なくないとして、「助成制度だけではなく、薬や治療の保険適用を実現してほしい」と訴えた。

また、当事者の会のメンバーは不育症について、3割以上の人が不育症の診断までに3回以上の流産・死産を経験していることから、「不育症が見過ごされているのでは」と指摘。早期に発見し、適切に診療・治療していくため、さまざまなリスク因子に応じた包括的なガイドラインの必要性を強調した。

高木部会長は、10月から厚労省が医療現場を対象に不妊症や不育症に関する実態調査を行うことに触れ、「当事者の声も施策に反映してもらえるよう協議を進めていきたい」と述べた。

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