物流の生産性向上へ
岡本部会長ら JR貨物新施設を視察
党国交部会
東京レールゲートWESTの屋上で貨物鉄道輸送について説明を受ける岡本部会長(左から3人目)ら=14日 都内
物流の生産性向上を探るため、公明党国土交通部会(部会長=岡本三成衆院議員)は14日、日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)が今年3月に東京貨物ターミナル駅(東京都品川区)構内に開業した大規模物流施設「東京レールゲートWEST」を視察した。
同施設は複数企業が入居できるマルチテナント型。賃貸床面積が4万3341平方メートルで地上7階建てのうち2?6階が倉庫スペースとなる。羽田空港や東京港に近接しているため、省エネで大量輸送ができる貨物鉄道輸送だけでなく、総合的な物流サービスの向上につながることが期待されている。
同社の真貝康一代表取締役社長は「輸送量は5月を底として徐々に回復している」と説明した。
視察後、岡本部会長は「物流の生産性を上げていくことが一人一人の生活の向上にもつながっていく」と語った。