2020.08.28
公明ニュース
人と動物 医療の連携を
感染症対策「ワンヘルス」推進訴え
党懇話会に日本獣医師会
日本獣医師会から要望を受けた党懇話会=27日 衆院第2議員会館
公明党獣医師・動物看護師議員懇話会(会長=斉藤鉄夫幹事長)は27日、衆院第2議員会館で、人の健康と動物の健康、環境保全の分野の関係者が連携して感染症などの対応に当たる「ワンヘルス」の推進について日本獣医師会から要望を受けた。
日本獣医師会の境政人副会長は、新型コロナウイルスや重症急性呼吸器症候群(SARS)などが人と動物の共通感染症であり、その予防、まん延防止のためには「人の医療と動物の医療の両側からのアプローチが必要」と主張。人の感染症研究を担う国立感染症研究所と動物の感染症を担う国の機関が連携・協力し、「ワンヘルス」を実践するための体制構築などを求めた。
斉藤会長は「要望を実現できるように頑張っていきたい」と応じた。