食品ロス削減めざし 消費期限前に値引き
コンビニの実証実験を視察
中野、竹谷氏
食品ロス削減実証実験を視察する中野部会長(左)と竹谷座長(中)=15日 都内
公明党経済産業部会の中野洋昌部会長(衆院議員)と食品ロス削減推進プロジェクトチームの竹谷とし子座長(参院議員)は15日、都内のコンビニエンスストア「生活彩家 秋葉原駅前店」を訪れ、食品ロス削減に向けた経産省の実証実験を視察した。
この店舗では、おにぎりやサンドイッチなど消費期限の短い商品に電子タグを貼り付け。それを読み込むことができる陳列棚を活用して商品の在庫情報などをリアルタイムで自動的に管理する。消費期限が迫っている商品は、スマホアプリを活用した値引きによる販売を行い、食品ロスの削減につなげている。実証実験は今月28日まで。
販売状況を確認した中野部会長は、「店舗と購入者にとって便利な仕組みだ。実験を通じて今後どう展開していくか検討していきたい」と述べた。