アフリカ発展へ協力
党国際委 在京大使と初の交流会
山口代表ら出席
在京のアフリカ諸国の大使と活発に意見を交わした党国際委の交流会=11日 衆院第1議員会館
アフリカ諸国の発展や日本との関係強化をめざし、公明党国際委員会(委員長=谷合正明参院幹事長)は11日、衆院第1議員会館で在京のアフリカ10カ国の大使と交流会を開き、活発に意見交換した。山口那津男代表、斉藤鉄夫幹事長、谷合委員長らが参加した。
党として、アフリカの駐日大使が一堂に会する会合を開くのは初めて。日本が国連などとチュニジアで共催する2022年の第8回アフリカ開発会議(TICAD)も展望して行った。
席上、山口代表は「コロナ禍の影響を見据え、『人間の安全保障』の理念のもと、アフリカにおけるSDGs(持続可能な開発目標)実現に向けた取り組みを進めることは重要な課題だ」と指摘。党として積極的に推進する考えを訴えた。
会合に出席したのは、チュニジア、ジブチ、モザンビーク、ベナン、エジプト、ガーナ、セネガル、南アフリカ、ルワンダ、ケニアの大使ら。コロナ対策やSDGs、教育、保健、ビジネス投資など幅広い分野での日本の支援を望んだ。