水害対策の効果探る
公明新聞:2015年11月12日(木)付
公明党東京都本部の大規模水害対策プロジェクトチーム(PT)は11日、埼玉県春日部市で、中川・綾瀬川流域の水害対策として、国土交通省が管理する「首都圏外郭放水路」を調査した。次期参院選の東京選挙区に公認された、同PTの竹谷とし子本部長(参院議員)が参加した。
地下約50メートルに建設された同放水路は、雨水を地下に取り込み、江戸川に排水する施設。水の勢いを調節する「調圧水槽」や水を吐き出す「ポンプ設備」などがある。国交省によると、これまでに100回の稼働実績があり、水害対策に効果を発揮しているという。
竹谷本部長は「住民の安全を守る重要な施設だと再認識した。提言の取りまとめに生かしたい」と述べた。