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2024.07.12
公明ニュース

議会間交流 さらに促進

ブルネイで山口代表ら党訪問団 
ラーマン立法評議会議長と一致

ラーマン議長(左から4人目)と握手を交わす山口代表(左隣)ら=11日 バンダルスリブガワン(撮影・渡邉勝利)

【バンダルスリブガワン11日=渡邉勝利】公明党の山口那津男代表ら党東南アジア諸国連合(ASEAN)訪問団は11日午前、ブルネイの立法評議会でアブドゥル・ラーマン議長と会談し、議員、議会間交流の促進で一致した。

席上、ラーマン議長は、40周年を迎えた両国間の外交関係をさらに深化させていく重要性を力説。その一環として「政府だけではなく、議会間、議員同士の交流を重視し、活発化させていきたい」との見解を示した。

山口代表は、議院内閣制である日本で長年、与党を担う公明党として、閣僚など政務三役を多くの議員が経験していることに言及。「政府内での役割や経験を踏まえ、議会を通じて政策を作り出し、両国間の関係強化に貢献することが可能だ」と述べ、議員交流に尽力する考えを強調した。

両氏は両国間の液化天然ガス(LNG)貿易を通じた協力関係を踏まえ、脱炭素化に向けた産業転換への連携強化を確認。人的交流や歴史、文化を通じた友好関係を深めていく重要性も共有した。

会談では、5?6月に日本の海上自衛隊練習艦隊がブルネイに寄港し、和太鼓やブラスバンドの演奏、剣道のデモンストレーションが行われたことが話題に。山口代表が防衛政務次官時代に同艦隊に「かしま」と命名したエピソードを紹介した。

会談には、ブルネイ側からフライニ立法評議会次官、スヨイ、サフィア、イサの各評議員、党訪問団の竹谷とし子女性委員長(参院議員)、中川康洋地方議会局次長(衆院議員)が同席した。

2024.07.11
公明ニュース

「法の支配」基づく世界へ

両国間の連携強化を確認 
エルワン第2外相と会談

エルワン第2外相(右)と会談する山口代表=10日 外務省

【バンダルスリブガワン10日=渡邉勝利】公明党の山口那津男代表は10日、外務省でエルワン第2外相と会談し、両国の外交樹立40周年を踏まえた人的交流の活性化や、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化に向けた連携強化を確認した。竹谷とし子女性委員長(参院議員)、中川康洋地方議会局次長(衆院議員)が同席した。

席上、エルワン第2外相は、ブルネイと日本の直行便が就航したことに言及。今後、両国間の相互交流をさらに活発化するため、短期滞在に限ってビザを免除する措置を実現していく考えを強調し、「両国の信頼に基づく人的交流を進めたい」と訴えた。

山口代表は、直行便の活用などを通し「国民の交流が幅広く、深くなることを期待している」と語った。

2024.07.11
公明ニュース

「脱炭素」実現へ協力

水素活用など国際社会に貢献
アミン首相府相と会談

【バンダルスリブガワン10日=渡邉勝利】公明党の山口那津男代表ら党東南アジア諸国連合(ASEAN)訪問団は10日、財務経済省でアミン・リュー首相府相兼第2財務・経済相と会い、アジア地域の脱炭素化実現に向けた協力を強化していく考えで一致した。竹谷とし子女性委員長(参院議員)、中川康洋地方議会局次長(衆院議員)が同席した。

アミン首相府相(左)と握手を交わす山口代表=10日 財務経済省

席上、山口代表は、日本がブルネイから50年以上にわたって液化天然ガス(LNG)の安定供給を受けていることに感謝の意を表明。アミン首相府相は、日本に対して引き続きLNGの安定供給を進める考えを強調した。

山口代表は、脱炭素化に向けたASEANとの連携枠組み「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」構想について「気候変動の問題に対応できる次の時代を共につくっていくことが大切だ」との認識を表明。具体的には、燃やしても二酸化炭素(CO2)が出ない水素やアンモニアの利用拡大など「さまざまな資源を結び合わせた取り組みを進めることが重要だ」と語った。

アミン首相府相は「水素を含むクリーンエネルギーについて、日本の企業や研究機関と協力し、学んでいきたいと考えている」と述べた。

一方、両氏は、ASEAN地域をはじめ、国際社会の平和と安定に向け、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化していく重要性を確認。山口代表は「人間の尊厳が守られる世界を実現していくことが重要だ。貴国と共に、こうした価値が国際社会で着実に実現していけるよう、力を合わせていきたい」との考えを伝えた。

2024.07.11
公明ニュース

党ASEAN訪問団がブルネイへ

人的交流、日本と活発に 
山口代表ら ビラ皇太子に謁見 
経済、文化でも関係より強く

【バンダルスリブガワン10日=渡邉勝利】公明党の山口那津男代表を団長とする党東南アジア諸国連合(ASEAN)訪問団は10日未明、マレーシア・クアラルンプールから空路でブルネイの首都バンダルスリブガワンに到着した。公明党として党代表を団長とする議員団のブルネイ訪問は初めて。山口代表は同日午前、皇太子宮殿でアルムタデー・ビラ皇太子に謁見し、日本との関係発展、人的交流の活性化で一致した。

ビラ皇太子(右から2人目)を表敬する山口代表(左隣)ら=10日 皇太子宮殿(撮影・渡邉勝利)

山口代表は冒頭、ビラ皇太子に表敬する機会が設けられたことに謝意を表明。今年、日本とブルネイの外交関係が樹立して40周年を迎えたことに関して「日本の皇室とブルネイの王室の長年にわたる交流が基礎にある。その上での経済や文化の交流につながっている」との認識を示した。

さらに、昨年にはハサナル・ボルキア国王、今年3月にはビラ皇太子が訪日し、両国関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げするなど友好関係が一段と進展していることから、経済や文化、地域の安定など、さまざまな面で協力を深めていく重要性を訴えた。

両氏はまた、ビラ皇太子が訪日した際に外交関係樹立40周年のレセプションに共に出席した模様を振り返りながら「40周年を機に、日本とブルネイの関係をさらに友好的なものに深めていこう」との考えを確かめ合った。

会談を終え、山口代表は記者団に対し「ビラ皇太子の温かく、包容力のあるお話しぶりに感銘を受けた。訪日した時の思い出を大変楽しそうに語っていた。こうした関係を含め、これから人的な交流を強くして、広げていくことが大切だ」と述べた。

2024.07.10
公明ニュース

"山口代表ら党ASEAN訪問団" 関係発展、人材育成で

日本国際工科院を視察

日本人墓地で献花も

マレーシア日本国際工科院を視察する山口代表(左から3人目)ら=9日 クアラルンプール

【クアラルンプール9日=渡邉勝利】公明党の山口那津男代表らは9日午前、マレーシアの首都クアラルンプールにある「マレーシア日本国際工科院(MJIIT)」を視察し、関係者や学生と懇談した。

MJIITは、日本式の工学系教育を行う高等教育機関として2011年に国立マレーシア工科大学内に開校。日本の大学・教育機関がカリキュラム支援などを行うほか、政府は円借款や技術協力を実施している。

アリ・セラマット院長は、現在、日本の31大学と協力し、マレーシアのモノづくりに日本の価値観が生かされていると語った。山口代表は「日本の発展の経験を生かして人材を育て日本とマレーシアの一層の関係発展に貢献したい」と力説した。

慰霊碑に献花し、一礼する山口代表(中)ら=9日 クアラルンプール

これに先立ち一行は、クアラルンプール日本人墓地を訪れ、慰霊碑に献花した。

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