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2024.07.11
公明ニュース

「脱炭素」実現へ協力

水素活用など国際社会に貢献
アミン首相府相と会談

【バンダルスリブガワン10日=渡邉勝利】公明党の山口那津男代表ら党東南アジア諸国連合(ASEAN)訪問団は10日、財務経済省でアミン・リュー首相府相兼第2財務・経済相と会い、アジア地域の脱炭素化実現に向けた協力を強化していく考えで一致した。竹谷とし子女性委員長(参院議員)、中川康洋地方議会局次長(衆院議員)が同席した。

アミン首相府相(左)と握手を交わす山口代表=10日 財務経済省

席上、山口代表は、日本がブルネイから50年以上にわたって液化天然ガス(LNG)の安定供給を受けていることに感謝の意を表明。アミン首相府相は、日本に対して引き続きLNGの安定供給を進める考えを強調した。

山口代表は、脱炭素化に向けたASEANとの連携枠組み「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」構想について「気候変動の問題に対応できる次の時代を共につくっていくことが大切だ」との認識を表明。具体的には、燃やしても二酸化炭素(CO2)が出ない水素やアンモニアの利用拡大など「さまざまな資源を結び合わせた取り組みを進めることが重要だ」と語った。

アミン首相府相は「水素を含むクリーンエネルギーについて、日本の企業や研究機関と協力し、学んでいきたいと考えている」と述べた。

一方、両氏は、ASEAN地域をはじめ、国際社会の平和と安定に向け、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化していく重要性を確認。山口代表は「人間の尊厳が守られる世界を実現していくことが重要だ。貴国と共に、こうした価値が国際社会で着実に実現していけるよう、力を合わせていきたい」との考えを伝えた。

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