大会成功させ共生社会へ 25年夏季デフリンピック巡り
党推進本部が初会合
デフリンピックの成功に向けて意見を交わした党推進本部=28日 衆院第2議員会館
聴覚障がい者の国際スポーツ大会「デフリンピック」2025年夏季大会の東京開催決定を受け、公明党2025年東京デフリンピック大会推進本部(本部長=岡本三成衆院議員)は28日、衆院第2議員会館で初会合を開いた。石井啓一幹事長らが出席し、スポーツ庁や東京都、選手ら関係者と意見を交わして、大会成功へ共に団結していく方針を確認した。
石井幹事長は、公明党の国会・地方議員のネットワークを生かして「必ずや素晴らしい大会にしたい」とあいさつ。岡本本部長は「デフリンピックを大成功させることで、次世代に受け継いでいく真の共生社会のスタートになる」と力説した。
全日本ろうあ連盟の久松三二デフリンピック準備室長は、大会招致の決定について報告し、大会への関心を高める必要性を強調。開催を契機に「障がいのある人もない人も全ての人が共に暮らしやすい社会をつくっていく」と語った。