漂着前の回収必要
党部会、軽石問題で政府に要請
軽石対策について議論する党復興・防災部会=26日 参院議員会館
小笠原諸島の海底火山噴火で発生した軽石に関して、公明党復興・防災部会(部会長=横山信一参院議員)は26日、参院議員会館で、沖縄、鹿児島両県をはじめ、伊豆諸島など関東地方への軽石の漂着状況について政府から聴取するとともに、対策について議論した。
席上、出席議員からは、漁業関係者の声を踏まえ、港への軽石流入を防ぐオイルフェンスがあっても、波が高いと軽石がフェンスを越えることもあるとし、政府に対して「軽石が漂着する前に回収してもらいたい」と要請した。
また、回収した軽石について、保管する場所や費用が自治体の課題になっていると指摘し、政府の支援を求めた。