ネットワークの力で政策実現
全国県女性局長会に山口代表、古屋委員長ら出席
公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は22日、各地をオンラインで結んで全国県女性局長会を開催しました。山口那津男代表、古屋委員長、竹谷とし子女性局長(参院議員、参院選予定候補=東京選挙区)らが出席。会合の様子とともに、中野渡志穂・北海道女性局長(道議)、道法知江・広島県女性局長(竹原市議)の活動報告を紹介します。
山口代表(右端)らが参加した全国県女性局長会=22日 党本部
山口代表は、党創立者が「大衆とともに」の立党精神を示されてから、来年で60年の節目を迎えることに触れ、「(立党精神は)これからも変わることのない大事なわれわれの立脚点だ」と述べ、さらなる日常活動の強化を訴えました。
沖縄県名護市長選(来年1月16日告示、同23日投票)で、とぐち武豊市長=公明党県本部、自民党県連推薦=の応援のため、古屋委員長は那覇市内の県本部からオンラインで参加。古屋委員長は「女性議員の皆さまの獅子奮迅の戦いにより、今年の衆院選や東京都議選などに大勝利することができた」と謝意を表明。来年の参院選に向け「私たちが先駆を切って、勝利に向かって走り抜こう」と呼び掛けました。
また、コロナ禍で影響を受けている女性たちの声を基に、国と地方のネットワークの力で政策実現に結び付けてきたと強調。来年4月から不妊治療の保険適用が始まり、同10月から「男性版の産休」を盛り込んだ改正育児・介護休業法が施行することを紹介した上で、「"草の根の対話運動"をさらに深く広く展開し、多くの声を聴きながら政策の実現につなげていきたい」と強調しました。
続いて、先の衆院選で初当選を果たした吉田久美子党女性副委員長があいさつ。地方議員による活動報告の後、参院選に挑む竹谷局長が「各地の女性議員と連携し、生理用品の無償配布をはじめとした政策を前に進めることができた。参院選の全国完勝の突破口を開くために全力で戦う」と力説しました。
伊藤たかえ党女性副委員長(参院議員、参院選予定候補=兵庫選挙区)は「党兵庫県女性局長として勉強会や視察、ウイメンズトークなどを通じてさまざまな声を聞いてきた。その声を政治に届ける」と決意を披歴しました。
最後に、党女性委員会の来年の活動方針について、竹谷局長が説明しました。
活動報告
北海道 中野渡志穂局長(道議)
国の「地域女性活躍推進交付金」を活用して、道内の女性議員がいる全45自治体で、生理用品の無償提供など困窮する女性への支援を推進することができました。その活動の原動力となったのが、女性議員同士のLINEグループです。情報を共有し、励まし合いながら進めてきました。
さらに今年5月、全女性議員と党支部女性部長の約100人が参加し、オンラインを活用した子宮頸がんワクチンの講演会を開催。参加者から「公明党が進めてきたワクチンの重要性を再確認できた」と、好評の声が多数寄せられました。
今年は、公明党のネットワークの力で推進してきた「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されました。魅力あふれる地域づくりに女性議員一丸となって取り組みます。そして、来年の参院選勝利へ戦い抜きます!
広島 道法知江局長(竹原市議)
今年4月、斉藤鉄夫衆院議員(現国交相)、党岡山県女性局の頓宮美津子局長(総社市議)、敷本弘美・北広島町議を囲み、中国方面女性局懇談会を開催。その際、経済的な理由で生理用品を買えない「生理の貧困」支援の重要性を再確認しました。私は県女性局で課題を共有し、各議員が議会で取り上げ、担当部局と対話を重ねた結果、支援を行う自治体が7月に79%を超え、全国1位となりました。女性の健康支援をより一層推進する決意です。
7月には、地域の女性リーダーが集う「ウイメンズチアプラザ」を開催しました。約100人の方に参加していただき、大成功で終えることができました。
今年は、衆院選の勝利に向けて党勢拡大に全力で走ってきました。これからも、どんな状況にあっても壁を破る圧倒的な拡大を、平和原点の地・広島から巻き起こしてまいります!