menu

活動の軌跡 Activity

TOP > 活動の軌跡 > 2018年
2018.08.03
公明ニュース

海のプラごみ抑制急げ

概算要求で環境相に提言 
党部会

中川環境相(中央)に政策提言を申し入れる江田部会長(左隣)ら=2日 環境省

公明党環境部会(部会長=江田康幸衆院議員)は2日、環境省で中川雅治環境相に会い、2019年度予算の概算要求に向けた重点政策提言を提出した。

江田部会長は来年6月に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会合に向け、海洋ごみ汚染や気候変動などで「(日本が)世界の議論をけん引すべき」と力説。その上で、プラスチックの資源循環の徹底や、関係省庁と連携した気候変動への適応策を進める政策の必要性を訴えた。

また、環境に優しい「水素社会」実現に向けた技術開発や、食品ロス削減に取り組む自治体への支援などを要望した。

中川環境相は「どれも重要だ。しっかりと対応していく」と答えた。

2018.07.31
公明ニュース

乳幼児感染症の予防へ

党女性委プロジェクトチームが勉強会

乳幼児感染症の予防について学んだ党女性委健康・医療プロジェクトチームの勉強会=25日 衆院第2議員会館

公明党女性委員会の健康・医療プロジェクトチーム(PT、座長=伊藤孝江参院議員)は25日、乳幼児感染症の予防について勉強会を開き、国会と地方議会の女性議員が参加しました。感染症対策について、党員の公恵さんと明子さんが友人の友美さんに語っています。

おたふくかぜとロタのワクチン 定期接種化を
合併症を防ぐためにも必要

公恵 党女性委PTは25日、国会内で勉強会を開き、日本外来小児科学会理事で外房こどもクリニック院長の黒木春郎医師が講演しました。

友美 乳幼児の感染症って、どんなものがあるの?

明子 ロタウイルスやB型肝炎、ヒブ、はしか、日本脳炎、ノロウイルスなど、いろいろとあるわ。

公恵 感染症にはワクチンがあるものと、ないものがあります。ワクチンがある感染症は、予防接種で防ぐのが基本です。

友美 ワクチンって何?

明子 感染症を予防するための医薬品で、免疫が得られるのよ。病原体の細菌やウイルスを弱毒化した「生ワクチン」と、感染能力を失わせた病原体を原料とする「不活化ワクチン」の2種類があるわ。いずれも、ワクチン接種によって病気を発症することはないわ。

公恵 講演で黒木院長は「1980年に世界で根絶された天然痘は、ワクチンで根絶された人類初の疾患」と説明しました。天然痘はかつて周期的に流行し、感染力が強く、死に至る病として恐れられていました。

友美 ワクチンの効果は高いのね。日本では、「定期接種」と「任意接種」があると聞くけれど、どう違うの?

明子 「定期」は法律に基づいて市町村が実施し、費用負担はなし。「任意」は希望者のみが受けるもので、自己負担が発生するわ。ただし「任意」でも市町村が独自に費用助成を行っているところもあるわ。

公恵 黒木院長は現状では「任意」のおたふくかぜ、ロタウイルスのワクチンについて、定期接種化が必要だと訴えました。

友美 どんな病気?

明子 おたふくかぜは正確には「流行性耳下腺炎」といい、耳下腺が腫れるわ。発熱は起こらないこともあるの。

公恵 おたふくかぜで怖いのは合併症です。激しい頭痛を伴う無菌性髄膜炎や、重度の難聴を発症するケースもあります。こうした事態を防ぐために、ワクチンの接種が有効です。

友美 怖い病気なのね。

明子 ロタウイルスは急性の胃腸炎を引き起こし、下痢、嘔吐、発熱などの症状が出るわ。黒木院長によると、発展途上国では、乳幼児の死因の1位がロタウイルスなの。日本は医療へのアクセスが良いために死に至るケースは多くないけれど、重症化すると恐ろしい病気であることに変わりはないわ。

公恵 世界保健機関(WHO)も、世界中の全ての地域の乳児にロタウイルスワクチンを接種することを推奨しています。

保護者の負担も軽減

明子 英国では2013年にロタウイルスワクチンが定期接種化され、症例の報告数が84%も減少したそうよ。

友美 子どもの健康が守られているのね。

公恵 ワクチン接種の効果は、子どもの健康維持のみにとどまりません。黒木院長は、子どもがロタウイルスに感染した場合に保護者が付き添いや欠勤することによって発生する「労働損失額」のデータを示し、医療費以外の経済的負担も減らせると述べました。

明子 さらに黒木院長は、小児科医がいなかった千葉県いすみ市で開業した経験を踏まえ、重症化し、遠方で治療を受ける事態を防ぐためにも、ワクチンの接種率を向上させることが重要だと訴えたわ。

友美 子どもの病気が減れば、保護者の負担も減るわね。

明子 そうね。ワクチンによって防げる病気を予防することは、女性の就労支援や男性の育児支援にもつながるわ。

友美 保護者の経済的負担を軽くするためにも、公費助成や定期接種化を進めてほしいわ。

2018.07.26
公明ニュース

ワクチン接種率を向上

乳幼児感染症で勉強会 
党女性委プロジェクトチーム

乳幼児感染症の予防へ黒木理事(右端)の講演を聞く党女性委のメンバーら=25日 衆院第2議員会館

公明党の女性委員会(委員長=古屋範子副代表)の健康・医療プロジェクトチーム(PT、座長=伊藤孝江参院議員)は25日、衆院第2議員会館で、日本外来小児科学会の黒木春郎理事から乳幼児感染症の予防を進めるワクチン接種率向上の重要性について聞いた。女性地方議員も参加した。

黒木理事は、強い感染力で多くの死者を出した天然痘をワクチンにより根絶した歴史に触れ、「感染症はワクチン接種で確実に防げる」と力説。ロタウイルスは極度の脱水症状、おたふくかぜは重症化すると難聴などになることから、ワクチン接種を公費で助成する重要性を強調した。また、接種率の向上には、「保健師など現場の関係者の熱意も欠かせない」と述べ、各自治体でも取り組みを進めるよう呼び掛けた。

2018.07.24
公明ニュース

ネットワークで政策実現

四国4県の女性議員が研修会

さらなる党勢拡大を誓い合った四国女性議員研修会の参加者=21日 徳島・鳴門市

四国地方の公明党女性議員が集う「四国女性議員研修会」が21日、徳島県鳴門市で行われました。これには、徳島、香川、愛媛、高知各県の女性議員と竹谷とし子・党女性局長(参院議員)が参加しました。会合の模様を紹介します。

21日の四国女性議員研修会は、同日に開催された党四国方面本部の夏季議員研修会に先立ち、開かれました。

あいさつに立った大山高子・党女性局次長(香川県高松市議)は、「どんな小さな声でも受け止め、対応していくことが公明党の支持拡大につながる」と強調。「一人一人が訪問対話、自己研さんで議員力を高め、来年の統一選、参院選を大勝利していきたい」と述べました。

各県の代表による活動報告(別掲)に続き、竹谷女性局長は、西日本豪雨の被災地で奮闘する女性議員に言及。「被災者の生活再建が一刻も早く進むよう党一丸となって取り組む」とした上で、「現場の声を市町村から都道府県、国につなぐネットワークこそが公明党の強みだ」と語りました。

農家の声に素早く対応

徳島市 藤田真由美議員

今年2月、地元のブロッコリー農家の方から「カモが苗を根こそぎ食べてしまう」との相談がありました。私は、すぐに県議に相談。石田祝稔・党政調会長の現地視察が実現しました。その後、県が緊急対策を講じた上で、今年度から国の鳥獣被害防止対策事業を活用し、苗にかぶせる不織布購入費用の半額助成実施が決定しました。

また、先月には谷合正明農林水産副大臣(公明党)と生産者との意見交換会を開催。「公明議員が現場に来てから急速に動き始めた」と喜んでいただきました。徹して皆さまの声をお聞きし、活動を進めてまいります。

消防団員としても活動

香川・さぬき市 鏡原光代議員

皆さんに信頼してもらえる議員になろうと決意し、さまざまな活動に参加しています。

地元の婦人会では副会長を務めている他、民謡グループに参加しています。また、読み聞かせボランティア、市立図書館のボランティアに加え、地元の自主防災組織でも活動しており、今年2月には防災士の資格を取得。女性消防団員としての活動もしています。

私は昨年の定例会で、さぬき市女性消防団の結成について質問したところ、今年度、結成されることになりました。これからも徹して地域に入る取り組みを全力で頑張ってまいります。

被災者の要望を市長へ

愛媛・八幡浜市 佐々木加代子議員

来年の参院選で3期目に挑戦する山本ひろし参院議員は八幡浜市出身で、私の出身高校の先輩に当たります。山本議員の活躍で市議会にも公明党理解が広がっています。

これまでに女性防災会議の開催、発達支援センターの開設、子育て支援課の新設など数多くの実績をつくることができました。

今回の豪雨災害では、あまり報道されていませんが、八幡浜市でも土砂災害や水害が多く発生しています。被災者からの要望を市長にLINEで直接伝え、対応していただいています。市の課題解決へ、さらに努力してまいります。

ネット活用し発信力磨く

高知・いの町 森本節子議員

3年前からブログ、1年前からツイッター、フェイスブックを活用しています。

全国で取り組んだ「100万人訪問・調査」運動も、調査の際に撮影した写真をハッシュタグ(#)を付けて投稿しました。アンケートに答えられた方から「どうぞ発信してください。うれしいです」と言われることが多くありました。

この他、ネット上で地域の自然、食べ物、催しなどの情報を共有していく中で、私の議員活動を知ってくださる方が増えています。この夏、しっかりと議員力を磨き、来年の統一選、参院選を連続勝利してまいります。

2018.07.20
公明ニュース

がん予防、治療の充実へ

党対策本部が提言 就労支援、外見ケアも

加藤厚労相(中央左)に提言を申し入れる党がん対策推進本部=19日 厚労省

公明党がん対策推進本部(本部長=秋野公造参院議員)は19日、厚生労働省で加藤勝信厚労相に対し、がん対策の充実に向けた提言を申し入れた。予防や医療の充実、治療と仕事の両立支援などが柱。加藤厚労相は来年度予算の概算要求も見据え「可能な限り前進するよう取り組む」と応じた。

提言は、今年3月に閣議決定された第3期がん対策推進基本計画の迅速・着実な実施を促す内容。予防に関しては、改正健康増進法の成立を受け「受動喫煙防止対策の加速が必要」と強調した。胃がん予防に向けたピロリ菌検査の推進など検診の充実も求めた。

医療面では、がんの遺伝情報(ゲノム)を活用した「がんゲノム医療」の体制整備を主張。小児・AYA世代(思春期・若年成人世代)のがんでは、治療に伴う生殖機能への影響を踏まえ、卵子や精子の保存のための支援を提唱した。治療と仕事の両立に向けては、病気休業中に健康保険から支払われる「傷病手当金」の柔軟な運用を要請した。

早期診断が難しい膵がんについては「超音波内視鏡による検査が有効」だとして、画像検査と組み合わせた早期発見の手法を定めるよう提案。また、医療用かつらなど、治療に伴う外見の変化に対応する「アピアランスケア」の実態把握と研究を行い、支援のあり方を検討するよう求めた。放射線治療の普及も訴えた。

Page Top