日越関係発展へ協力
政党間の交流も活発に
山口代表が党幹部と会談
マイ党書記局常務(右から4人目)と会談する山口代表(左隣)=2日 衆院第1議員会館
公明党の山口那津男代表は2日、衆院第1議員会館でベトナム共産党のチュオン・ティ・マイ書記局常務(越日友好議員連盟会長)と会談した。竹谷とし子女性委員長、新妻秀規国際局長、矢倉克夫参院議員が同席した。
山口代表は、昨年8月にベトナムを訪問した際の歓迎に謝意を述べ、「ベトナムと日本の良好な関係が、さらに大きく広がり、発展することを願っている。公明党としても強力に推進していきたい」と力説した。
マイ氏は、ベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長からの伝言を紹介し、同国に対する日本の支援に謝意を表明した。その上で、「両国の協力関係の潜在力は大きい」と強調。具体的には、経済や教育、気候変動対策などの分野を挙げ、新たな政府開発援助(ODA)などによる日本の協力に期待を寄せた。
また、ベトナム共産党と公明党による政党間交流の活発化を提案し、女性議員や青年議員間の交流も行いたいと述べた。
山口代表は「両国関係の強化には、政党間交流の厚みを増していくことが重要だ」と応じた。