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2024.03.31
公明ニュース

多様性に配慮した防災を

党都女性局 識者招き講演会開催 
竹谷委員長が出席

防災をテーマに池上理事の講演を聴いた党都本部女性局=29日 公明会館

公明党東京都本部女性局(局長=竹平智春都議)は29日、新宿区の公明会館で、災害への備えを促す都の冊子「東京防災」と「東京くらし防災」が昨年9月に改訂されたことを踏まえ、公益財団法人・市民防災研究所の池上三喜子理事から、多様性に配慮した女性の視点からの防災対策について講演を聴いた。党女性委員長の竹谷とし子参院議員が出席した。

二つの冊子は都議会公明党の推進で作成されたもので、改訂には池上理事らが携わった。

講演で池上理事は、過去の震災の教訓として、避難所での授乳や着替えのスペースなどで「女性や障がい者らのニーズが把握されず、不便な状況を強いられた」と指摘。施策の意思決定や避難所運営に女性が参画する重要性を強調した。また同冊子のポイントを巡って、地震発生時と揺れが収まった際のそれぞれの対応や、在宅避難への備えについて紹介し「防災を自分事として考え、備えてほしい」と呼び掛けた。

あいさつに立った竹谷委員長は「地方防災会議に女性委員を増やすことが必要だ」と訴えた。

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