執念実り当選相次ぐ
地域密着の政策、実績に期待
皆様のご支援に心から感謝
第19回統一地方選挙の後半戦である一般市、東京特別区(台東、足立、葛飾の3区を除く)、町村の各議会選挙と市区町村長選挙は21日、投票が行われ、東京都の6区(江東、大田、中野、杉並、荒川、江戸川)を除いて即日開票された。公明党は一般市議選に901人、東京特別区議選に150人、町村議選に171人の計1222人の候補を擁立(うち40人が無投票当選)。各地で「1票」にしのぎを削る厳しい戦いとなったが、党員、支持者の皆さまの昼夜を分かたぬ支持拡大によって、公明候補は相次ぎ当選確実を決めた。献身的なご支援をいただいた党員、支持者ならびに創価学会員の皆さまに心から感謝を申し上げます。
相次ぐ当選確実の報を受け拍手が沸き上がる中、当選者数のプレートを付ける山口代表(右から4人目)、斉藤幹事長(左隣)ら=21日 党本部開票センター
東京都新宿区の公明党本部内に特設された開票センターには、続々と各地から開票状況が伝えられた。緊迫した雰囲気の中、山口那津男代表、斉藤鉄夫幹事長ら党幹部は、全国の開票状況を見守った。
少数激戦を突破し、喜び合う渡辺太郎氏と党員、支持者=長野・岡谷市
大混戦を勝ち抜き、喜び合う牧下恭之氏と党員、支持者ら=熊本・水俣市
少数激戦を制し、初当選の歓喜に沸く党員、支持者と神谷靖氏=栃木・矢板市
少数激戦を突破した壁田賢二氏と歓声を上げる党員、支持者ら=群馬・富岡市
午後8時台には、岡山県玉野市議選で現職の大月博光、山本育子、新人の森本宏子の3氏、広島県熊野町議選で現職の沖田ゆかりさんが早くも当選を確実にした。その後、群馬県富岡市議選で現職の壁田賢二氏、長野県岡谷市議選で現職の渡辺太郎氏、熊本県水俣市議選で現職の牧下恭之氏、栃木県矢板市議選で新人の神谷靖氏の当選確実の報が相次いで伝えられた。
当選確実の報告を受け、山口代表、斉藤幹事長、古屋範子副代表、高木陽介国会対策委員長、高木美智代都本部代表代行(衆院議員)、竹谷とし子同副代表(参院議員)が、当確者数を表す赤い数字を掲示板に張り付けると、場内に大きな拍手と歓声が起こった。
住民にとって最も身近な地方政治の担い手をどの政党、どの政治家に託すかを選択する選挙となった今回の統一地方選。後半戦では前半戦以上に僅差で勝敗が決することから、各党、各候補とも激しい票の争奪戦を展開。各地で大接戦が続き、公明候補は厳しい戦いを強いられた。
公明党が候補を擁立した一般市・東京特別区・町村議会選では、人口減少などの課題に対応し、安心できる地域の未来像を描くための具体的な政策を実現できるかを巡り各党・各候補が激しい論戦を交わした。