2019.04.16
公明ニュース
女性の悩み、気軽に相談
竹谷さん SNS窓口 全国展開を主張
質問する竹谷さん=15日 参院決算委
15日の参院決算委員会で公明党の竹谷とし子さんは、会員制交流サイト(SNS)を活用した若い女性向けの相談窓口の全国展開を訴えた。竹谷さんは同窓口の例として、札幌市男女共同参画センターの「ガールズ相談」に言及。恋愛や学校、家族、仕事、妊娠などの相談が2週間で600件前後、寄せられたとして「悩みを気軽に相談できることで、問題の深刻化の予防につながる」と力説した。
内閣府側は「都道府県・政令指定都市の男女共同参画センターの管理者らが集まる場を活用して、好事例の共有や横展開につなげたい」と答弁した。
一方、通信制高校の生徒向けに学習支援などを行う「サポート校」を巡り竹谷さんは、利用者の費用負担軽減へ支援が必要だと強調した。また、昨年の西日本豪雨被災地からの声を踏まえ、就学援助では「通常必要とする学用品」として支援対象になっている制服やランドセルが、災害救助法上は被災者への支給対象品に含まれない点を指摘。対象にするよう提案した。