公明提案 備蓄の生理用品配布
「支援に感謝の声多い」
東京・豊島区で竹谷氏ら視察
生理用品の配布状況を視察する竹谷氏(左端)、長橋都議(右隣)ら=21日 東京・豊島区
公明党の竹谷とし子参院議員は21日、東京都豊島区役所を訪れ、経済的な理由で生理用品を買うことができない女性に防災備蓄用の生理用品を配布する区の取り組み状況を視察した。この取り組みを提案した党豊島総支部(総支部長=長橋けい一都議)の議員が同行した。
竹谷氏らは、区の協賛でNPO法人などが実施した、ひとり親家庭などに食品を提供するイベントの会場で、生理用品を併せて配布している様子を見て回り、区保健福祉部の田中真理子部長と意見交換した。
田中部長は、防災備蓄用として入れ替え時期を迎えていた生理用品を活用し、食料とセットで提供したと説明。その上で「区の取り組みに対して『助かっている』と感謝する声が多く寄せられている」と述べた。
竹谷氏は「生理用品を必要とする人を支援していく」と語った。