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2021.03.16
公明ニュース

脱炭素へ鍵は水素利活用

東京・府中市 最先端技術を視察 
山口代表、党地球温暖化対策推進本部

フォークリフトに水素を供給する様子を視察する山口代表(前列右端)ら=15日 東京・府中市

公明党の山口那津男代表は15日、脱炭素社会実現に向け、次世代のクリーンエネルギーとして期待されている水素の利活用を探るため、株式会社東芝の府中事業所(東京都府中市)を訪れ、水素関連施設を視察し、取り組みの現状や課題などを巡り担当者と意見を交わした。党地球温暖化対策推進本部長の石井啓一幹事長、事務局長の谷合正明参院幹事長、事務局次長の竹谷とし子参院議員のほか、宮崎勝環境大臣政務官(公明党)が同行した。

山口代表らは、同事業所内の水素エネルギー研究開発センターを視察。同センターは、水と電気から水素を高効率に生成できる装置を備えており、太陽光発電や燃料電池など他の機器と組み合わせ、水素利活用の実用化に向けた研究を行っている。

水素利活用の実例の一つとして、同事業所では、太陽光発電で生じた電力で水素を製造。事業所内で運用する燃料電池で動くフォークリフトに供給している。

意見交換で、東芝エネルギーシステムズ株式会社の畠澤守代表取締役社長らは「エネルギーの激変の時代に入りつつある」と強調。「水素は発電や輸送、産業など幅広い部分で活用が期待されるキーテクノロジーだ」と述べ、今後はコストのさらなる低減が課題だと語った。

視察後、山口代表は「蓄積した技術を社会に還元しようとする最先端の取り組みだ。研究開発を利活用にしっかり結び付けられるよう後押ししていきたい」と述べた。

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