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活動の軌跡 Activity

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2020.01.07
公明ニュース

国際社会の平和と安定へ役割果たす

五輪を協調の機会に 
「核兵器ない世界」実現へ尽力 
新春幹部会で山口代表

新春幹部会であいさつする山口代表=6日 公明会館

公明党の山口那津男代表は6日午前、東京都新宿区の公明会館で行われた新春幹部会であいさつし、子育て支援も柱とする全世代型社会保障の構築や国際社会の平和と安定に尽力する一年にしたいと強調した。山口代表のあいさつは大要、次の通り。

【全世代型社会保障の構築】

一、今年は公明党が長年取り組んできた教育無償化が本格的に始まる「教育無償化・元年」とも言うべき年になる。昨年10月に始まった幼児教育・保育の無償化とともに、4月からは高等教育の無償化と私立高校授業料の実質無償化が実現し、教育無償化が幅広くスタートする。若い世代を育てることが、わが国の大きな方向性だ。

一、次世代を産み育てるところから政策をリードする公明党の取り組みが重要だ。子育て支援を大きな柱に据え、内容を充実させていく。高齢者への社会保障の充実と相まって、全世代型社会保障の構築を大きく進めることが国民の安心感と新たな活力につながる。

【外交課題への対応】

一、(日中関係について)春に中国の習近平国家主席を国賓として迎える予定だ。今の自公連立政権で一歩一歩、関係を改善し、ようやく本来の正常な軌道に戻った。日中が東アジアや国際社会の中で協力し合い、新しい時代を築いていかなければならない。

一、(米中貿易摩擦について)米中の軋轢が国際社会にマイナスの影響を与えている状況を長く引きずってはならない。日本が国際社会の中で自由で公正な貿易ルールを作り上げてきた役割を自覚しながら、同盟国である米国と一衣帯水の歴史的関係を持つ中国をつなぎ、国際社会の新たな協調を生み出すべきだ。今夏の東京五輪・パラリンピックは国際協調を生み出す絶好の機会になる。

【中東問題】

一、中東では新たな摩擦が生じ、紛争の兆しがないとは言えない。それを乗り越え、安定に向けた世界の流れをつくり出していかなければならない。背景には核兵器を巡る争いがある。核兵器のない世界をつくることに、日本が国際社会と共にリードすべきだ。

予算の早期成立こそ経済対策

【力強い経済の実現】

一、経済の足取りを強くし、東京五輪後の経済を支えられるよう政治が後押ししていく。需要創出などが盛り込まれている今年度補正予算案と来年度予算案を年度内に成立させることが何よりの経済対策だ。

【東京五輪・パラリンピック】

一、五輪は「平和の祭典」、パラリンピックは「人間の可能性の祭典」だ。自らの可能性に挑むことが、人々の持つ力を無限に引き出す。そうした意義を踏まえながら、共生社会をつくり出す先頭に「平和と福祉の公明党」が立つ。

【都議選、衆院選】

一、首都・東京では来年、都議選が行われる。勝利に向けて助走をつけ、しっかりと準備していく。都政の継続性と都民第一の都議会公明党の伝統を生かしていきたい。秋になると来年の衆院議員の任期満了が視野に入る。衆院選がいつ行われるかも分からず、備えを固めるべきだ。

2020.01.04
公明ニュース

小さな声生かす政治貫く

子育てでも政策リード 
山口代表、斉藤幹事長が力説 
公明、各地で新春街頭演説会

東京五輪・パラリンピックが開催される2020年が開幕した。公明党は元日から全国各地で新春街頭演説会を開催し、山口那津男代表、斉藤鉄夫幹事長らは、小さな声を聴く公明党の強みを存分に発揮し、安心の政治をリードしていくと訴えた。

東京五輪へバリアフリー加速

小さな声を聴く力を存分に発揮し、政策実現に力を尽くすと訴える山口代表(中央)と、太田議長(左隣)、(右端から)塩田、高木(美)、高木(陽)、岡本、竹谷の各氏=2日 東京・新宿駅西口

【東京】山口代表は2日午前、新宿駅西口で太田昭宏全国議員団会議議長、高木陽介国会対策委員長、高木美智代、岡本三成両衆院議員、竹谷とし子、塩田博昭両参院議員らと共に街頭演説。「公明党のネットワークと小さな声を聴く力を発揮していく新しい年だ。東京五輪・パラリンピック後を見据え、新時代を見極めていく」と力説した。

公明党が進める全世代型社会保障の構築に向けては、取得しやすい育児休業など「若者が子どもを産み育てるところから力を入れていかなくてはならない。子育てで公明党は政策をリードしていく」と強調。また、力強い経済の実現には、今後の災害や東京五輪・パラリンピック後の需要減に備え、「今年度補正予算案と来年度予算案を年度内に成立させることが一番の景気対策だ」と訴えた。

外交課題では、米中関係に触れ、「日本は米国の同盟国であり、中国とは一衣帯水の長い歴史を有してきた。日本が米中の協調をつくり出し、国際社会の安定のリード役を果たさなければならない」と語った。

今後の都政に関しては、「これからも継続性を持って、都民第一で進んでいかなければいけない」と指摘。都政の政策課題としては、東京五輪・パラリンピックを機にバリアフリーの街づくりを進めると力説した。

太田議長は、「安全・安心で勢いのある国をめざし、未来に責任を持つ活動を展開していく」と訴えた。

2020.01.01
公明ニュース

新春座談会 多様化する課題に女性の力生かす

多様化する諸課題の解決に、女性の力を生かす!―。これまでも女性のきめ細かな視点で、多彩な実績を積み上げてきた公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)。古屋委員長、竹谷とし子女性局長(参院議員)と、中野渡志穂・北海道女性局長(道議)、三浦寿子・大阪府女性局長(府議)の4人に、2020年の抱負などを語り合ってもらいました。

食品ロス削減法を推進
ロタワクチン 10月から定期接種化

党女性委員長 古屋 範子

古屋範子・女性委員長 新年おめでとうございます。昨年は、統一地方選、参院選があり、公明党は全国の皆さまから真心のご支援をいただき、大勝利することができました。

竹谷とし子・女性局長 女性議員も各地で激戦を勝ち抜くことができました。特に、統一選後半戦の女性当選者は政党最多の439人。このうち市議選では、301人に上り、3回連続の"女性第1党"になりました。

三浦寿子・大阪府議 生活に密着した女性議員が数多くいるのが公明党の強みです。女性議員は地域で身近な課題を敏感にキャッチし、きめ細かく政策に結び付けることができます。

中野渡志穂・北海道議 子育てや介護に奮闘しながら、議員活動をしている方も多くいます。私自身も、5人の子どもを育てる母親として、子育て支援や女性の活躍推進に全力で取り組んでいます。

党女性局長 竹谷 とし子

竹谷 昨年は、党女性委員会が推進してきた政策がカタチになりました。昨年10月からの幼児教育・保育の無償化をはじめ、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品ロスを減らすための「食品ロス削減推進法」の施行や、お湯で溶かす必要がない乳児用液体ミルクの国内製造・販売、防災備蓄品としての活用も全国に広がっています。

党北海道女性局長 中野渡 志穂

中野渡 一昨年の北海道胆振東部地震では、液体ミルクが救援物資として届けられましたが、自治体の知識不足で十分に活用されませんでした。その教訓が生かされ、昨年の台風15号などの被災地では、液体ミルクが役に立ち、反響を呼びました。

古屋 ほかにも、乳幼児の重い胃腸炎を引き起こすロタウイルス感染症を予防するワクチンについて、今年10月から定期接種化されることが決まりました。周知徹底や推進する体制の構築に全力を挙げていきたいと思います。

子育て、介護、孤立などテーマ
全国で"草の根の対話"展開

竹谷 2020年度与党税制改正大綱に、公明党が長年にわたって主張してきた未婚のひとり親への「寡婦(夫)控除」の適用が盛り込まれました。既婚、未婚、男・女にかかわらず、所得税は20年分から35万円、住民税は21年度分から30万円の所得控除を適用します。対象範囲は、年間所得500万円(年収678万円)以下の世帯です。

三浦 画期的ですね。近年、女性のライフスタイルの変化に伴い、「シングルマザー」「老後のおひとりさま」「ダブルケア」「孤立」「がんなどの治療と子育て」「家庭に居場所のない若年女性」など、女性が直面する課題は、多様化しています。

古屋 こうした課題に向き合うため、今年、党女性委員会は多様な女性の声に耳を傾ける運動「ウィメンズトーク」を展開します。世代ごとや職業別など、さまざまな人たちとの"草の根の対話"を通じて、政策に生かしていこうという取り組みです。

竹谷 皆さまから頂いた意見や要望は、公明党の国と地方のネットワークで、実現をめざしてまいります。そのために、国会議員、地方議員が参加するテレビ会議や勉強会の開催も検討中です。

中野渡 県本部の取り組みも紹介させてください。北海道本部女性局では、視察活動に力を入れていきます。伺った課題などは、各議員が議会質問などにつなげていこうと考えています。

党大阪府女性局長 三浦 寿子

三浦 大阪府本部女性局は、「防災」「環境・産業」「教育・文化(子育て)」「健康・福祉」の四つのプロジェクトチームを中心にアンケートや視察、セミナーを積極的に行います。

竹谷 素晴らしい取り組みですね。昨年は、台風15号や19号、21号などによる災害が発生し、今なお多くの方々が不自由な暮らしを余儀なくされています。党女性委員会は、改めて女性ならではの視点を生かし、女性や子ども、高齢者、障がい者などに配慮した防災・減災に取り組みます。

発信力磨き、党勢拡大へ全力

古屋 党勢拡大には訪問対話運動や市民相談などの日常活動が重要です。現在、議員力アップの一つとして、SNS(会員制交流サイト)の活用による発信力強化に取り組んでいますが、皆さんはいかがですか。

中野渡 北海道では、議員同士でSNSの発信の仕方を教え合い、投稿する写真を撮り合い、「いいね」を押して励ましながら継続に挑戦しています。私は時に、視察先で首長らの連絡先を聞き、友達申請をし、頂いた要望を踏まえ議会質問したことを投稿するなど交流を深めています。

竹谷 皆さんに日常活動を知っていただこうと、SNSを活用しています。例えば、政策的な内容はツイッター、このうち特に伝えたいことはLINEとフェイスブック、長文はブログ、食品ロス削減につながる料理などの写真はインスタグラム、質疑の動画はユーチューブに載せています。

古屋 私も毎日、移動中の合間に時間を見つけては発信しています。

三浦 皆さん、すごいですね。大阪でも、SNSやブログを通じて、日常活動や実績を積極的にアップしています。私もさらに発信力を磨いていきます。

古屋 今後、「女性の視点」「女性の力」が重要になります。私たち女性議員が先頭に立ち、きめ細かな政策を実現してまいりましょう!

【動画】【女性委員会からメッセージ】

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