2019.05.21
公明ニュース
日中留学生の交流促せ
食品ロス削減 G20で世界へ発信を
参院決算委で秋野氏、竹谷さん
20日の参院決算委員会で公明党の秋野公造氏、竹谷とし子さんは、日中青少年交流の推進や、国際会議での食品ロス削減などについて質問した。
質問する秋野氏=20日 参院決算委
秋野氏は、日中関係の発展に向け、両政府が今年を「日中青少年交流推進年」と定めていることも踏まえ、次代を担う両国の青少年交流を強化する重要性を力説。特に留学生の交流を進めるためには、日本への留学生を養成している中国国内の日本語教育機関との連携が重要だと訴えた。
河野太郎外相は、今後5年間で3万人の日中青少年交流の目標を掲げていることを踏まえ、「中国国内の日本語教育機関は重要な役割を果たし得る。しっかりと次世代の交流が進むよう努力したい」と答えた。
質問する竹谷さん=20日 参院決算委
竹谷さんは、世界規模で食品ロス削減の取り組みを進めるため、「今年、日本で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議で関係者に食事提供する際に、日本の先進的な食品ロス削減の取り組みを発信してもらいたい」と訴えた。
河野外相は、「日本が率先して食品ロス問題を発信するのは非常に意義深い。G20首脳会議で、食事の人数や量の見込みを繊密に行っていく」と応じた。