2019.02.27
公明ニュース
特性と活躍の場を結べ
党推進本部で識者講演 発達障がい児の教育で
リタリコの長谷川社長(右端)の講演を聞いた党教育改革推進本部=26日 衆院第2議員会館
公明党の教育改革推進本部(本部長=富田茂之衆院議員)は26日、衆院第2議員会館で会合を開き、発達障がいの子どもに対する教育支援事業などに取り組む株式会社LITALICOの長谷川敦弥代表取締役社長の講演を聞いた。
長谷川氏は、同社のビジョンに関して「障害は人ではなく、社会の側にある。社会の側が"彼ら"の困難をなくすようなサービスをつくることで『障害のない社会』をつくれる」と強調した。
発達障がい者らがより活躍するには、個々人の特性を生かす重要性を指摘。その上で、教育の役割について、社会で子どもの多様な特性を生かし、うまく活躍の場と結び付けることだと力説した。