2024.08.08
公明ニュース
日・ベトナム 協力深化
議員間交流の機会拡大も
山口代表ら、ソン外相と懇談
ベトナムのソン外相(右から5人目)の表敬を受ける山口代表(左隣)ら=7日 衆院第1議員会館
公明党の山口那津男代表は7日、衆院第1議員会館でベトナムのブイ・タイン・ソン外相の表敬を受け、懇談した。竹谷とし子女性委員長、新妻秀規国際局長(ともに参院議員)が同席した。
冒頭、山口代表は、ベトナム共産党の前書記長のグエン・フー・チョン氏が7月に逝去したことに対し、改めて心からの弔意を述べた。一方、新書記長にトー・ラム国家主席が選出されたことに祝意を伝え、ベトナムのさらなる発展へ期待を寄せるとともに、日本とベトナムは「包括的戦略的パートナーシップ」として強力な関係にあるとして「さらに互いの関係が深くなるよう、われわれも努力する」と訴えた。
ソン外相は、日本との関係の強化に高い関心があったチョン氏の意思を引き継ぐと力説。ベトナム共産党の対外政策として「日本との協力を最優先化していく」と述べた。また、日本が地域の安定と発展に果たしてきた役割を高く評価していると語った。
一方、山口代表が7月にベトナムのホーチミンで開業準備中の都市鉄道を視察したと報告したのに対し、ソン外相は「ベトナムに関心が高い証左だ」と謝意を表した。
このほかソン外相は公明党に対して、若手議員や女性議員をはじめとする議員間交流の機会を増やすことや、ベトナム国内のインフラ整備に対する支援などを要請した。