2024.07.13
公明ニュース
政党間交流の促進へ
サルムサイ・ラオス副首相と会談
カムパン国家監察委員長とも
サルムサイ副首相(右)と握手を交わす山口代表=12日 ビエンチャン
【ビエンチャン12日=渡邉勝利】公明党の山口那津男代表ら党東南アジア諸国連合(ASEAN)訪問団は12日午前、ラオスの外務省でサルムサイ・コンマシット副首相兼外相と会い、両国間の交流を促進する重要性を共有した。
席上、サルムサイ副首相は、両国間の外交樹立から来年で70周年を迎えることについて「両国の協力関係をさらなる高みに押し上げるべく、重要な年になる」と指摘。活発に政党間交流を行いたいとの考えを示した。
国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊を日本が派遣して来年で65周年になることでは、日本の初めての派遣国がラオスだったことを踏まえ「多くの交流が促進され、国民同士の理解や信頼を高める役割を果たした」と評価した。
山口代表は、ラオスへの政府開発援助(ODA)に関し、「日本はこれまで人材育成や教育、保健、インフラ整備、不発弾除去など幅広い分野でラオスの持続的・自立的な開発を支援してきた」と力説。「これからもさらに協力を進めたい」と訴えた。
カムパン国家監察委員長(中央左)と握手を交わす山口代表(同右)ら=12日 ビエンチャン
この後、山口代表は、カムパン・ポムマタット人民革命党書記局員兼国家監察委員長と党本部で会談。両氏は、両国間の経済協力に向けた連携や観光の促進などを確認した。