2023.08.08
公明ニュース
復興のカギは"つながり"
地域づくり団体と意見交換
福島・葛尾村で竹谷副大臣
被災地の地域づくりを巡り下枝氏(右端)と意見を交わす竹谷氏(左から2人目)=7日 福島・葛尾村
竹谷とし子復興副大臣(公明党)は7日、東京電力福島第1原発事故からの復興に向けたソフト面の先進事例を探るため、福島県葛尾村を訪れ、被災地で地域づくりを進める一般社団法人「葛力創造舎」の下枝浩徳代表理事らから取り組みを聴き、意見を交わした。
同団体は、地元出身の下枝氏が2012年に設立。原発事故に伴い一時全村避難となった同村を中心に、学生インターンの受け入れや、祭り、アートイベントの企画などで活動する。下枝氏は「つながりがキーワードだ。村の魅力を言語化し、滞在コンテンツなどを充実させ、村に多くの人を絡ませたい」と話した。
終了後、竹谷氏は「重要な取り組みだ。今後は人と人とのつながりが復興のカギ。取り組みを後押ししていきたい」と述べた。
この後、竹谷氏は、福島県川内村の古民家カフェ「秋風舎」を訪れ、関係者らと懇談した。