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2022.05.03
公明ニュース

平和創出 日本の責務

公明が憲法記念日 街頭演説 
国際協調で危機に対処 
安保対話、アジアでも活発に 
山口代表ら訴え

3日の憲法記念日を前に、公明党は2日、全国各地で街頭演説会を開いた。山口那津男代表は「戦後、日本は憲法が掲げる『恒久平和主義』『基本的人権の尊重』『国民主権』の3原理をしっかり保ち、貫いてきた。戦争の惨禍を繰り返さず、恒久平和をめざすことが憲法の決意だ」と力説。その上で、ウクライナ危機に触れ、「日本は平和国家として国際的な信頼があるからこそ、世界の先頭に立って平和をつくり上げる責務がある」と訴えた。

日本国憲法が掲げる恒久平和主義を訴える山口代表(前列右から2人目)と竹谷氏(右隣)ら=2日 東京・新宿駅西口

山口代表は東京・新宿駅西口で、ロシアのウクライナ侵略を強く非難した上で「ロシアの暴挙、国際法違反に対して国際社会が結束して対処し、改めさせていかねばならない」と強調した。

核廃絶に向けては、今年6月に予定される核兵器禁止条約締約国会議に日本がオブザーバーとして参加する重要性を力説。また、8月予定の核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議で「核兵器を持つ国に核軍縮を促し、核を持たない国とは核を拡散しない決意を新たにして、核廃絶に向かって共に歩んでいく方針を日本が推進していくべきだ」と強調した。

厳しさを増す安全保障環境に対しては、日米同盟の抑止力を強化するとともに、日本の防衛力を整備していく必要性を指摘。また、アジアでの安全保障対話の枠組みを創設し、「自らの備えと外交的な努力で、憲法の精神に沿った平和主義をこれからも積極的に進めていきたい」と述べた。

今後の憲法論議については、緊急事態下における「オンライン国会」などのテーマを挙げ「憲法施行75年を迎え、今、国民が直面する課題を捉え、憲法の価値を共有しながら議論を深めていきたい」との考えを示した。 街頭演説には高木陽介党都本部代表(衆院議員)、竹谷とし子参院議員(参院選予定候補=東京選挙区)らが出席した。

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