2020.02.28
公明ニュース
多摩川の治水対策 早く
国交相に堤防強化など求める
世田谷、大田両区長と川崎市長ら
赤羽国交相(中央)に要望する(左隣から)保坂世田谷区長、松原大田区長、福田川崎市長ら=27日 国交省
赤羽一嘉国土交通相(公明党)は27日、国交省で、東京都の保坂展人世田谷区長と松原忠義大田区長、川崎市の福田紀彦市長と会い、多摩川の治水対策の早期実施を求める要望を受けた。公明党の古屋範子副代表、竹谷とし子、竹内真二、塩田博昭の各参院議員らが同席した。
席上、保坂区長らは、昨年の東日本台風(台風19号)で浸水被害が発生したことに触れ、(1)未整備区間における堤防の強化(2)河川の水位を下げる河道掘削(3)下流域の流水量削減へ調節池の設置――などの早期実現を求めた。
赤羽国交相は、2019年度補正予算に多摩川の治水対策が盛り込まれたことを踏まえ、「流域全体で対策を進めていきたい」と述べた。