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2020.02.20
公明ニュース

災害時は福祉避難所

狛江市(東京)と少年院が協定 
竹谷氏、中島都議らの連携で実現

締結式の後、松原市長(左から3人目)、桑田学園長(右隣)と懇談する竹谷氏(右から3人目)ら=19日 東京・狛江市

災害時に矯正施設を利用――。東京都狛江市は19日、同市内の女子少年院「愛光女子学園」(桑田裕学園長)と福祉避難所に関する協定を結んだ。法務省によると、矯正施設が福祉避難所として活用されるのは都内で初めて、少年院では全国初の取り組みだという。締結式には、協定の締結を後押しした公明党の竹谷とし子参院議員が出席した。

席上、松原俊雄市長は災害が頻発化する一方で、福祉避難所が不足している現状を指摘し、「公明党の提案で実現につながった」と謝意を表明。桑田学園長は、保護者が利用する宿泊施設など学園施設の一部を福祉避難所として提供することに触れ、「地域と共に歩む矯正施設として協力したい」と語った。

協定の締結は公明党のネットワークで実現したもの。竹谷氏が昨年4月の参院決算委員会で、行政コストの「見える化」の観点から、矯正施設の入所者が少なくなっている現状を指摘し、収容率が低い矯正施設の有効活用を提案。こうした動きと並行して、中島義雄都議、狛江市議会公明党と連携。公明党は昨年8月、松原市長に対し、同学園との避難所協定を求める要望書を提出していた。

竹谷氏は、福祉避難所としての矯正施設の活用について「今後の公共施設の活用のあり方としても大きなことだ」と述べた。

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