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2020.02.11
公明ニュース

地方議員を中心に各地で展開

幅広い分野の人たちと柔軟に
竹谷とし子局長に聞く

公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は先月から、ライフスタイルの変化に伴って多様化する女性の声に耳を傾ける運動「ウイメンズトーク」をスタートさせました。その取り組みについて、竹谷とし子女性局長(参院議員)に聞きました。

多様化する課題の解決めざす

竹谷とし子女性局長(参院議員)

――ウイメンズトークの目的は?

竹谷 一つは、近年、「シングルマザー」「老後のおひとりさま」「ダブルケア」「孤立」「がんなどの病気の治療と子育て」「家庭に居場所のない若年女性」など、女性のライフスタイルの変化に伴い、抱える悩みも多様化しています。全ての女性が安心して暮らせるよう課題解決に向け、幅広い分野の人たちから話を聞き、政策立案につなげていきたいと思います。

もう一つは、女性の社会参画を後押しするためです。女性があらゆる分野で活躍できる社会をめざして「女性活躍推進法」の制定や改正が実現しましたが、中小企業などで働く女性に対して十分に支援が行き届いていない実態があります。そこで、働く人たちをはじめ、子育てや介護の両立など、きめ細かく声を聞いていきたいと思います。

――どのように展開していくのでしょうか。

竹谷 公明党には、全国に900人を超す女性議員がおり、生活に密着した女性ならではの視点で政策を推進しています。こうした強みを生かし、ウイメンズトークでは、地方議員を中心に、全国各地で"草の根の対話"を展開してまいります。

具体的には、各都道府県本部の女性局が主催し、可能な範囲で国会議員も参加しながら懇談形式で女性の声に耳を傾けていきます。あるいは近隣の女性議員同士が連携して展開していきます。形式は、一対一でも、グループ単位でも構いません。例えば、視察先や訪問先で、政策的な相談を受け、対話に発展するケースもあると思います。

――形式にこだわらず、柔軟に取り組むということですね。

竹谷 そうです。テーマも、仕事、地域、防災、防犯、健康、教育、子育て、介護、人権、文化、芸術、スポーツ、平和、環境などさまざまです。ボランティアグループといった各種団体と意見交換をしたり、"井戸端会議"のように機会を捉えて話を聞くのも、ウイメンズトークです。

声を取りまとめ提言へ反映

第1回のウイメンズトークでは、働く女性から話を聞いた=1月19日 党本部

――これまでの"草の根の対話"運動との違いは?

竹谷 例えば、私が参加したウイメンズトークでは、参加者から「男性議員には相談できない内容も、女性議員だから気を使わずに相談できる」と言って要望を頂いたことがあります。こうした女性の"生の声"を徹して聞き、政策に結び付けていくのが、ウイメンズトークの最大の特徴です。

――頂いた声をどうするのですか?

竹谷 公明党のネットワークの力で、実現をめざしてまいります。毎月、各都道府県本部の女性局から、ウイメンズトークを通じて寄せられた要望や、実現してほしいことなどを報告してもらい、夏前をめどに党女性委員会として取りまとめたいと思います。

取りまとめたものは、政府の第5次男女共同参画基本計画などに盛り込まれるよう、公明党の政策提言に反映させていきます。

また、SNS(会員制交流サイト)も活用していきます。地方議員には、参加者の個人情報に配慮しながら、ウイメンズトークで寄せられた意見や要望などを積極的に発信してもらい、情報の共有を図ります。

公明党はこれからも、女性目線の政策実現へ全力を挙げてまいります!

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