2019.03.20
公明ニュース
19年度予算案 参院で委嘱審査
参院は19日、各特別委員会で2019年度予算案に関する委嘱審査を行い、公明党議員が活発な質疑を行った。
食品値引きで廃棄抑制 竹谷さん
質問する竹谷さん=参院消費者特委
参院消費者問題特別委員会で竹谷とし子さんは、食品ロスを削減する方法について、消費期限の異なる同一商品が同じ価格で販売されている場合、消費者が新しい商品を選ぶため、「(古い商品は)価格が安いなど、お得な面があれば行動は変わる」と指摘。消費期限の迫った商品の値引き情報を会員制交流サイト(SNS)で発信する政府の実証実験では、廃棄抑制などの効果が上がっていることに触れ、「こうした売り方を推奨すべきだ」と語った。
農林水産省は「小売事業者に対して広く周知していきたい」と答えた。
また竹谷さんは、食品ロス削減や未利用食品を福祉施設などに提供するフードバンク支援のために、食品安全と福祉を所管する厚生労働省と消費者庁などが連携する必要性を訴えた。