2018.09.19
公明ニュース
外国人材から窮状聞く
岐阜の施設を視察
党対策本部
外国人実習生から話を聞く(左から)竹谷、赤羽、石川の各氏=18日 岐阜・羽島市
公明党の「新たな外国人材の受入れ対策本部」(本部長=赤羽一嘉衆院議員)は18日、岐阜県羽島市の「外国人労働者救済支援センター」を視察した。赤羽本部長と石川博崇、竹谷とし子両参院議員が参加した。
同センターは外国人技能実習生から賃金未払いや過酷な労働条件に関する相談を受ける一方、実習生を保護するシェルターも開設。問題解決まで共同生活ができる。実習先でパワハラを受けた中国人女性は「ここは同じ経験をした人たちがいるから心強い」と話す。
同センターと協力関係にあるNPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の旗手明運営委員は「実習生は転職が難しい。劣悪な職場環境でも働き続けなければならない」と訴えた。
赤羽氏は「外国人が働きやすい新しい制度を考えたい」と語った。