2024.07.14
公明ニュース
ラオスとの往来活発に
ソマート国民議会副議長と会談
バイカム労働社会福祉相とも
山口代表ら党訪問団
【ビエンチャン12日=渡邉勝利】公明党の山口那津男代表ら党東南アジア諸国連合(ASEAN)訪問団は12日、ラオス国民議会でソマート・ポンセナー副議長と会い、来年の日ラオス外交樹立70周年に向け、国民の相互往来や政党間交流を活発にしていく重要性を共有した。
席上、ソマート副議長は「国と国との関係を強くするためには、政党間、政治家の交流が大切だ」と力説。さらに、経済や金融、ビジネス面でも連携を強めたいとして、日本からの投資促進や企業進出などを望んだ。
山口代表は、観光交流の強化や人材育成に取り組む考えを表明。2025年の大阪・関西万博では、ASEAN各国の政府職員を受け入れて運営能力強化のための研修を行うとして「現場経験を通した学びを得られる好機にしたい」と語った。
党訪問団はこの後、バイカム労働社会福祉相と同国南部地域における不発弾処理の加速に向けた日本の活動支援や自然災害への対応を巡り意見交換。バイカム氏は「日本の人道分野での支援に感謝している」と評価した。
ソマート国民議会副議長(右から3人目)と握手を交わす山口代表(左隣)ら=12日 ビエンチャン(撮影・渡邉勝利)
バイカム労働社会福祉相(右端)らと意見交換する山口代表(左から3人目)ら=12日 ビエンチャン