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2024.06.01
公明ニュース

孤独・孤立対策を強化

単身高齢者支援やODなど 
政府の重点計画案、党提言を反映

孤独・孤立対策推進法に基づく重点計画の案を議論した党合同会議=31日 参院議員会館

公明党の社会的孤立防止対策本部(本部長=谷合正明参院幹事長)と内閣部会(部会長=庄子賢一衆院議員)は31日、参院議員会館で合同会議を開き、公明党の推進で4月に施行された孤独・孤立対策推進法に基づいて策定される「重点計画」の案について、政府から説明を受け、おおむね了承した。

計画案では公明党の提言を踏まえ、対策の基本的な考え方において、生活上の課題を抱える単身高齢世帯が増加していることを明記。若年層に多いとされる、市販薬・処方薬を過剰摂取する「オーバードーズ」(OD)に関しては、背景に孤独・孤立の問題があるとの指摘も盛り込んだ。その上で、関係府省庁が連携して必要な対策を検討し、実施していくとした。

出席議員は、同計画策定を巡って「孤独・孤立版の"骨太の方針"だとの思いで進めたい」と強調した。また、高齢者らの「聞こえ」の問題に関して、社会的孤立につながっている部分があるとし、具体的な施策に落とし込むよう訴えた。

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