2024.04.16
公明ニュース
温室効果ガス 排出が過去最少
ブルーカーボンも吸収に貢献
党部会など政府と議論
温室効果ガスの排出量実質ゼロへ、さらなる対策を求めた党部会など=15日 参院議員会館
公明党環境部会(部会長=鰐淵洋子衆院議員)などは15日、参院議員会館で、政府が12日に国連に提出した2022年度の温室効果ガス排出・吸収量について環境省から説明を受け、脱炭素化へさらなる対策を求めた。
環境省は、温室効果ガスの排出量から吸収量を引いた値が約10億8500万トンと、削減目標の基準年となる13年度以降で過去最少を記録したとして、50年の排出量実質ゼロへ「順調な減少傾向だ」との見解を述べた。
今回、国連に提出した報告には世界で初めて、海草や藻類などの海洋生態系に吸収・貯留された炭素「ブルーカーボン」約35万トンを温室効果ガスの吸収量に算定した。