2023.11.27
公明ニュース
孤立する若者支えて
竹谷、河西氏ら「夜の居場所」視察
東京・立川市
「夜のユースセンター」を視察する竹谷(右端)、河西(右から3人目)の両氏ら=25日 東京・立川市
公明党の竹谷とし子参院議員と河西宏一衆院議員は25日夜、東京都立川市で、認定NPO法人育て上げネット(工藤啓理事長)が行う、若者向けに居場所を提供する事業「夜のユースセンター」を視察し、利用する若者らと和やかに懇談した。松葉多美子、古城将夫の両都議が同行した。
同事業は昨年5月に開始。毎週土曜日の午後6時から9時まで実施しており、無料で自由にゲームをしたり、夕食を食べたりすることができる。
意見交換で工藤理事長らは、社会的孤立状態にある若者について「望んで孤立しているわけではなく、人とつながりたいと思っている人が多い」と指摘。特に孤独・孤立感が強まる夜間に居場所を開設する意義を強調した。
その上で、利用するハードルを下げ、信頼関係を構築していく中で適切な支援にもつなげやすくなるとし「地域で若者と早めに接点を持てる仕組みが必要だ」と訴えた。
竹谷氏は「地方議員と連携し、地域の団体と共に若者のセーフティーネット(安全網)づくりに取り組みたい」と述べた。