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2020.10.17
公明ニュース

フードバンク基盤強化へ

官民で支援の枠組み構築せよ
党食品ロス削減推進PTが要望

伊藤長官(中央左)に要望書を手渡す竹谷座長(同右)ら=16日 参院議員会館

公明党食品ロス削減推進プロジェクトチーム(PT、座長=竹谷とし子参院議員)は16日、参院議員会館で伊藤明子消費者庁長官と会い、フードバンクの基盤強化などを求める要望書を手渡した。伊藤長官は「コロナ禍においてフードバンクは、より注目を浴びている。関係省庁とも連携して、要望を受け止めていきたい」と応じた。

要望書は、コロナ禍でフードバンクに食料を求める世帯と、食料提供を申し出る事業者が増加しているものの、「フードバンクなどの運営基盤が脆弱なため、活動にかかる人件費、保管費用や配送費用が不足し、事業者、困窮世帯からの申し出も断らざるを得ない状況が生じている」と指摘。その上で、フードバンクの基盤強化へ関係省庁横断の協議体をつくり、事業者の協力を得ながら、自治体を通じた支援の枠組みを構築するよう求めた。

また、食品ロス削減に向けては、賞味期限・消費期限間近な商品の値引き、ポイント付与の推奨などを提案した。

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