2020.01.23
公明ニュース
「子育て」充実で提言へ
住まい確保の支援でも
党全世代型社会保障本部が方針確認
政府と意見を交わした党全世代型社会保障推進本部=22日 衆院第2議員会館
公明党の全世代型社会保障推進本部(本部長=石田祝稔政務調査会長)は22日、衆院第2議員会館で会合を開き、政府の全世代型社会保障検討会議が夏にもまとめる「最終報告」に向けて、党として政府へ提言を行うこととし、子育て支援などの少子化対策や「住まいと暮らし」分野などを盛り込む方針を確認した。
会合では政府側が、検討会議の「中間報告」(昨年12月)で示した年金、労働、医療などの政策の方向性などを説明。「最終報告」に向けて、2月中旬から検討会議で引き続き審議を進めるとした。
出席議員は、全世代型社会保障の構築への課題として、子育て支援のさらなる拡充とともに、住まいの確保に配慮が必要な低所得の高齢者や障がい者、ひとり親世帯などへの支援充実を提起し、同推進本部で議論していくことを申し合わせた。