公明新聞は党勢拡大の"要"
集中期間(12月ー来年1月)へ勇躍決起
全国購読推進委員長会
山口代表、斉藤幹事長が出席、山本推進委員長が強調
公明党は9日、東京都新宿区の党本部で全国機関紙購読推進委員長会を開き、「機関紙拡大運動 集中期間」(12月?来年1月)に全党挙げて取り組むことを確認、結党55年の節目を党勢拡大の結果で飾ろうと勇躍決起した。山口那津男代表は「人々を励まし、国の政治をリードする役割を担った政党機関紙は公明新聞しかない。この集中期間で、成果を生み出したい」と力説した。斉藤鉄夫幹事長、山本博司機関紙購読推進委員長らが出席した。
議員率先の拡大を誓い合った全国機関紙購読推進委員長会=9日 党本部
●議員実配目標を必ず達成
●分会10ポイントの達成
●総支部・支部で有権者比1%めざす
冒頭、集中期間の取り組みについて山本機関紙購読推進委員長は、スローガンに「公明新聞の拡大でさらなる党勢拡大を!」と掲げ、具体的な目標として(1)議員実配目標を必ず達成(2)分会10ポイントの達成(3)総支部、支部で有権者比1%をめざす――との方針を示した((1)と(3)は公明新聞電子版部数も含む)。
その上で、購読推進の意義について「公明新聞の拡大は党勢拡大のバロメーター(指標)だ。読者を増やした分だけ公明党の理解を広め、党の味方を地域・全国に広げることができる」と強調。「私たちの情熱と団結で、大勝利の闘いを繰り広げていきたい」と、議員率先の拡大を呼び掛けた。
山口代表
山口代表は公明新聞について、結党前に創刊し、早くから日刊化して発行を続けている独自性と、与党唯一の日刊紙としての重みを指摘。「政党の存在感を示し、歴史にとどめていく公明新聞の役割は極めて重要だ」と力説し、いまや政治の現場で多くの関係者が「公明新聞を通じて公明党の動きを把握する時代になった」と述べた。
また、地域や企業・団体の関係者から「公明新聞を読めば、政治課題がよく分かる」といった声が寄せられていることを紹介し、「誰にでも論理立てて理解しやすく、情報を提供しているのが大きな特徴だ」と強調した。
さらに、公明党の取り組みを記録する公明新聞の「歴史的価値」にも言及。災害時の避難場所として学校の機能を全国で充実させてきた取り組みを例に「政策の種を植え、根を生やして幹が育ち、枝が伸び、葉を茂らせて大樹となる。そうした公明党のネットワークを生かした政策的な取り組みが公明新聞で検証できる。これからも全力で公明新聞の価値を広めていこう」と訴えた。
全ページカラー電子版の活用を
一方、電子版について山口代表は、全面カラーで、気になった記事を保存できる機能などが備えられていることを踏まえ、「工夫次第で購読推進の武器になる。電子版の特徴を生かして活用していきたい」と語った。
斉藤幹事長
これに先立ち、斉藤幹事長は、党の運動方針として、支部会をさらに充実させていく考えを示し、「支部会で公明新聞を活用していく。分かりやすい学習教材として提供していきたい」と述べた。
吉本正史機関紙委員長は、日ごろからの購読推進に厚く謝意を示し、集中期間に向けて製作したPR版と、拡充された電子版の魅力を紹介。さらなる紙面充実への決意を語った。
党長野県本部の町田博文推進委員長(中野市議)、党鳥取県本部の鳥飼幹男推進委員長(倉吉市議)が、機関紙の購読拡大を通して党理解の輪を広げた活動を報告した。
活動報告
新人議員はOBと共に挑戦
長野県本部・町田博文推進委員長
【長野県本部・町田博文推進委員長】長野県本部では、2006年に全議員が議員実配目標を達成して以来、購読推進への取り組みが定着しています。
ある議員は、常に新聞と購読申込書をかばんに入れ、対話の機会を見つけては購読に結び付けています。目標達成に苦労する新人議員は、勇退した議員OBと共に歩き、人脈を引き継ぎつつ拡大に挑戦しています。
集中期間では、議員が先頭に立ち、怒濤の前進劇を繰り広げます。
"切り抜き"使い理解広げる
鳥取県本部・鳥飼幹男推進委員長
【鳥取県本部・鳥飼幹男推進委員長】鳥取県本部では、全議員が議員実配目標を52カ月連続で達成しています。「公明新聞の購読推進は議員の使命」との自覚で取り組みを進めています。
具体的には、新聞の切り抜きを活用し、党活動や政策への理解を広げる中で推進。また、私たちの被災地支援の取り組みを公明新聞で取り上げてもらうなど「議員活動の見える化」に努め、長期購読にもつなげています。
拡大へ議員一丸となって取り組んでいきます。