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2019.06.15
公明ニュース

力合わせ食品ロス削減

党挙げて運動展開 
日本の取り組み 世界に伝える 
山口代表、FAO駐日事務所長と懇談

ボリコ所長(中央右)と懇談する山口代表(同左)ら=14日 衆院第1議員会館

公明党の山口那津男代表は14日、衆院第1議員会館で、国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所のチャールズ・ボリコ所長と会い、食品ロス削減に向けた取り組みに関して懇談した。党食品ロス削減推進プロジェクトチーム(PT)座長の竹谷とし子女性局長(参院議員)、平木大作広報局長(同)が同席した。

席上、山口代表は、公明党がリードして先月に成立した食品ロス削減推進法について、国民運動として取り組むために国民の代表である国会議員の議員立法で実現した経緯を強調した。その上で「この法律を実際にどう生かすかが重要だ。公明党は、どの政党よりも地方議員が多い。党を挙げて全国的に食品ロス削減の運動を展開していく」と力説した。

ボリコ所長は「公明党PTの皆さまに心から『おめでとう』と申し上げたい」と祝意を表明するとともに、「食品ロス削減に向けて法律を整備した日本の取り組みを世界に発信していきたい」と語った。

また山口代表は、先進国で食品廃棄が多く発生している現状を指摘。「生命・生活・生存」を最大に尊重する公明党の人間主義の理念を紹介し「人類が生存を続けていくためにも、力を合わせて食品ロス削減の運動を広げたい」と述べた。

ボリコ所長は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)で、小売店と消費者による食品廃棄量の削減が掲げられていることに言及し、事業者と消費者が一体となって食品ロス削減に取り組むためにも運動をサポートする考えを示した。

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