2019.02.23
公明ニュース
体罰禁止 法制化を
党PTに「プロジェクト2019」
児童虐待防止で要望
要望書を受け取る党PTのメンバーら=22日 衆院第2議員会館
公明党の児童虐待防止・社会的養護検討プロジェクトチーム(PT、座長=山本香苗参院議員)と厚生労働部会(部会長=高木美智代衆院議員)、文部科学部会(部会長=鰐淵洋子衆院議員)は22日、衆院第2議員会館で、子どもへの体罰・暴力の法的禁止を求めて署名運動などを行う「プロジェクト2019」から要望を受けた。
プロジェクトの発起人である児童虐待防止全国ネットワークの?祖常子理事は、千葉県野田市で小学4年生の女児が虐待を受けて亡くなった事件など、親が「しつけのため」と称した虐待による死亡事案が後を絶たないと強調し、体罰を法律で明示的に禁止するよう訴えた。
山本座長は、19日に政府へ提出した党の緊急提言に体罰禁止規定の新設を明記したことに触れ、「虐待から子どもを守るために全力を挙げる」と述べた。