2019.02.15
公明ニュース
賃金上昇へ環境づくり
中小に波及させ、経済より強く
山口代表、春闘スタートで
中央幹事会であいさつする山口代表(左側)=14日 党本部
公明党の山口那津男代表は14日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、13日から本格的に始まった春闘について、3月13日の集中回答日をめざして大手企業の労使交渉が続くことを踏まえ、「引き続き賃金が上昇するような環境づくりに期待し、応援していきたい」と強調した。
さらに、「(賃金上昇の流れが)中小企業にも波及し、経済基盤をより一層強めていく流れを、政治が大きな意味でリードしていかなければならない」と力説した。
白血病治療 体制充実を一層進める
また、日本女子競泳界のエース、池江璃花子選手が白血病を公表したことにも言及。公明党が白血病の治療に関し、骨髄移植やさい帯血移植などの医療体制の強化、充実に尽力してきたことに触れ、「一歩一歩、治療方法が開拓、改善され、実績が上がっている。そうした流れを一層推進し、池江選手の希望につなげるようにしたい。多くの国民が、(患者らに対する)応援の気持ちを表していることが素晴らしい流れとなることを期待したい」と語った。
一方、来年の東京パラリンピックをめざす選手たちを後押しする考えを示し、「ネットワークの力を生かし、国会だけでなく地方議会の論戦でも、そうした意識を持ってともどもに臨みたい」と述べた。