2018.06.16
公明ニュース
動物看護師を国家資格化
獣医療の課題聞く
党プロジェクトチーム、初会合
日本動物看護職協会と意見を交わした党プロジェクトチームの初会合=14日 衆院第1議員会館
公明党の「動物看護師」の公的資格化検討プロジェクトチーム(PT、座長=中野洋昌衆院議員)は14日、衆院第1議員会館で初会合を開き、犬猫などペットを診察する獣医師を補助する動物看護師の国家資格化について、日本動物看護職協会の横田淳子会長らと意見を交わした。
横田会長らは、犬猫の飼育頭数が全国で1800万頭を超え、医療ニーズが高まる一方で、民間資格の動物看護師が約2万人にとどまっている現状を指摘。安全でより良い医療サービスを保証するには「公的な資格化が必要」と訴えた。
中野座長は、人と動物の豊かな暮らしを守るため、「広く社会に認められた看護職は必要。議員立法を検討していく」と語った。