2015.11.21
公明ニュース
エコ温泉地づくり促進
公明新聞:2015年11月21日(土)付
若松謙維復興副大臣(公明党)は20日、福島市土湯温泉を訪れ、温泉熱を活用したバイナリー発電所の竣工式に出席した。公明党の真山祐一衆院議員、竹谷とし子参院議員、甚野源次郎党県本部代表が同席した。
式典の席上、若松副大臣は、同発電所の取り組みを含めた6次産業化による地域振興の重要性を指摘。また、土湯温泉を舞台とした映画制作など新たな広報宣伝が必要と強調し、「さらなるイノベーションによって、『エコ温泉地』の先進地となることを期待する」と述べた。
同発電所の出力量は約400キロワットで、一般家庭約500世帯の使用電力に相当する。運営会社の「つちゆ温泉エナジー」によると、商用バイナリー発電は東日本で初であり、既に今月16日から東北電力への売電を開始しているという。
同社の加藤勝一社長は、「(今年度末までの)集中復興期間内の竣工に強い思い入れがあった。再生可能エネルギーの学習や視察目的の新たな集客で活気を取り戻していきたい」と語っていた。