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ムダをなくしてスマートに生きる 循環型社会を目指して!今、私たちにできること 「食品ロス」削減にココからチャレンジ

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「食品ロス」削減にチャレンジ
  • 食べられるのに捨てられる「食品ロス」を考えよう
  • 「食品ロス」をなくすために私たちにできること
  • ここから物語 公明党の提案で廃棄物を有効利用へ
食べられるのに捨てられる「食品ロス」を考えよう
世界の9人に1人は栄養不足
世界の9人に1人は栄養不足
皆さん知っていますか? 世界では9人に1人が栄養不足に陥っており、その多くは女性と子どもです。発展途上国では、栄養不良によって5歳の誕生日を迎える前に命を落とす子どもが年間500万人もいます。 世界では全人類が生きるのに十分な量の食べ物が生産されています。しかし、その3分の1は食卓に届く前に腐ったり、売れ残ったりしてムダに廃棄されています。中でも、「もったいない」のは、まだ食べられる状態なのに捨てられてしまう「食品ロス」です。
2050年には深刻な食糧不足が発生
1960年に約30億人だった世界の人口は、発展途上国を中心に増え続けており、2050年には97億人に達する見込みです。仮に先進国で大量消費・大量廃棄のライフスタイルを続けた場合、これまで以上に深刻な食糧不足が発生し、私たちの食卓にも影響が出てくるかもしれません。
国連は食品廃棄半減目標を採択
食品ロスの削減は世界的な注目を集めています。 国連は、2030年までに世界の1人当たりの食品廃棄を半減する目標を採択しました。また、フランスでは、大手スーパーに対して売れ残った食品を有効活用するよう義務付ける法律が下院を通過しました。(2016 年1 月30 日) 飽食大国の日本でも一層の努力が求められます。
「食品ロス」の半分は家庭から
日本では、年間約1700万㌧の食べ物が捨てられていますが、このうち642万㌧は食品ロスです。1人当たりに換算すると、毎日おにぎり1、2個分を捨てていることになります。 大量に捨てているのはスーパーやレストランだと思いきや、実は食品ロスの半分は家庭で発生しています。料理を作りすぎて食べ残してしまったり、賞味期限が切れたからといってまだ食べられる食品を廃棄したりということは、誰もが経験をしているでしょう。 日経新聞が2015年11月に実施したインターネット調査では、7割近い人が食品ロスを出した経験を持ち、9割の人が「食品ロスをもっと削減すべき」と考えています。
「食品ロス」の半分は家庭から
「食品ロス」ワースト3
品目別、年代別、家族構成別順位表
「食品ロス」をなくすために私たちにできること ココから始めよう
お買い物前に冷蔵庫をチェック
値段が安いからといって、食材を買い過ぎたり、まだ残っている同じ食材を再度買ってしまうのを防ぐために、買物前に食材の在庫を必ず確認しましょう。
お買い物前に冷蔵庫をチェック
食べきりクッキングをしよう
食材の捨ててしまいがちな部分も、ひと工夫で残さず食べられます。たとえば、キャベツやブロッコリーの芯は、細かく刻めば硬さも気になりません。ニンジンの皮をむかずに調理すれば、手間も省けて一石二鳥。
食べきりクッキングをしよう
外食では食べられる量を注文しよう
外食の際、意外とボリュームが多かった、嫌いな食べ物が含まれていた…などの理由で食べきれない場合があります。注文前に確認することで食べ残しを減らせるので、しっかりとチェックしましょう。
外食では食べられる量を注文しよう
「消費期限」と「賞味期限」の違いは?
「消費期限」は“ 食べても安全な期限”のため、それを過ぎたものは食べない方が安全です。「賞味期限」は“おいしく食べられる期限”なので、それを過ぎても食べられなくなるわけではありません。見た目や臭いなどで個別に判断しましょう。
「消費期限」と「賞味期限」の違いは?
災害用は、食べて買い足す日常備蓄で!
普段の買い置きで日常備蓄を心がけましょう。非常食はついつい期限チェックを怠りがちです。一般家庭であれば冷蔵庫等に買い置き食品が1~2週間分あると言われていますので、消費期限に気をつけながら順番に消費し、買い足せばムダな食品が出ません。
冷蔵庫のエコな使い方
冷蔵庫のエコな使い方
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ここから物語 公明党の提案で廃棄物を有効利用へ ココ
循環型社会へ向けて法整備しました!
日本は1960年代の高度経済成長期以降、「大量生産・大量消費社会」に突入しました。しかし、その後、大量のゴミが発生し、最終処分場の逼迫・焼却施設の設置の困難さなど深刻な社会問題に発展。この流れを大きく転換させたのが99年公明党の連立政権の参画でした。 公明党の循環型社会への提案で2000年に循環型社会形成推進基本法が制定。以後、ゴミ処分量が大幅に減少し、再利用率が飛躍的に向上しました。また、関連して、食品リサイクル法も制定されました。 制定当時は、食品循環資源の再生利用等実施率は29%でしたが、法改正を行った07年度は54%まで上昇。農水省の最近の調査(13年度)では、85%まで上昇しています。
東京スーパーエコタウン
東京都は、循環型社会を実現することを目的に東京臨海部に都有地を活用した廃棄物処理・リサイクル施設の整備を進めてきました。現在、大田区の城南島地区では優れた技術力と高い信頼性を持つ2つの食品リサイクル施設が稼動しています。 そのひとつは、食品廃棄物飼料化施設です。生ごみを乾燥処理することにより、養鶏、養豚用の家畜飼料を製造しています。 もうひとつは、食品廃棄物バイオガス発電施設で、日本で初めて生ごみを電気と都市ガスにリサイクルしています。
食品廃棄物バイオマス発電施設と食品廃棄物飼料化施設
生ごみを電気と都市ガスに変える!ー食品廃棄物バイオガス発電施設ー
メタン発酵システムでバイオガスを発生させることにより、1日でおよそ24,000kWh(約2,400世帯分の電気量に相当)の発電を行なっています。 さらに、残りのバイオガスを精製して都市ガスとして1日約2,400㎡、約2,000世帯分供給しています。CO2の削減効果も高く、年間では約6,360トンにもなり東京ドーム177個分の面積の森林が吸収するCO2量に相当します。
生ごみを微生物で分解するメタン発酵システム

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