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【竹谷】軽減税率の実現をかけて!:竹谷とし子メルマガ 第91号
竹谷とし子です。
(少し長いです。でも今だから、思いをお伝えしたいと思います。)
いよいよ明日、衆議院が解散され、12月14日の投票日めざして走り出すことになります。
"降ってわいたような"解散です。
「なんで今、選挙なの?」
そんな声が聞こえてきます。
それは、一昨年6月、民主・自民・公明の3党で、消費税を今年4月に8%に、さらに来年10月に10%に上げることを決定しました。
しかし、総理は、
「今の景気状況を見ると、まずは経済の再生を最優先させたい。消費税アップは1年半延期することにした。それでいいかどうか、国民の皆様にお聞きしたい」
という理由で、衆院の解散・総選挙を判断した、とのこと。
衆議院の解散は、「総理の専権事項」ですから、総理がそう決断されたのであれば、総選挙、ということになるのです。
公明党は、この総選挙で「軽減税率の実現」をいの一番に掲げて戦います。
消費税の増税には"痛み"が伴います。
毎日、レシートを見る度に、「こんなに税金をとられてるんだ」とため息をついておられる方も多いと思います。
しかし、消費税の増税分は全て、年金・医療・介護・子育て支援などの社会保障に使う、と限定させて、公明党は苦渋の決断で増税に賛成したのです。
社会保障にかかる費用は、20年前に比べて2倍になっています。
一方で、それを支える税と保険料収入は、ほぼ横ばい。
足りない分を借金=国債で賄い続けています。
国債の返済は60年先まで。
今、生まれた赤ちゃんが60歳になるまで、社会保障を支えるための借金が続いていくのです。
もちろん、社会保障も大事。
国民の皆様の生活も大事。
そこで公明党が、消費税率アップの条件として提示したのが、食料品などの生活必需品の税率を他のものより低くとどめる「軽減税率」の導入です。
消費税率10%以上の多くの国で行われている、常識ともいえる税制です。
昨年の今頃、軽減税率について公明党と、自民党・財務省とで、連日、激論を繰り広げていました。
自民党・財務省は、
「絶対反対」
「軽減税率は認めない」
その理由は、3つ。
1つは、軽減税率を導入すると、その分税収が減ってしまい、社会保障の財源にする分が減ってしまう。
2つめは、税率が2種類になると、現場で消費税を納める商店の手続が複雑になること。
3つめは、線引きが難しいこと。
例えば、米、味噌、しょうゆなどの基礎的食品だけ税率を低くする、とした場合、
だし入りしょうゆや、だし入り味噌はどうなるのか・・・
こういう様々な理由があるから、軽減税率はダメと、公明党に書面をたたきつけてきました。
おそらくそれで公明党は黙る、と思っていたかもしれません。
しかし、他の多くの国ではできているのです。
公明党は、若手中堅の実務家チームを急きょ編成して、反論文の作成にとりかかりました。
私も会計専門家ですから、そのチームの一員に。
税理士、公認会計士、弁護士、そして銀行やコンピュータシステム開発など一般企業でたたき上げてきた若手ばかりです。
国会と、地元活動に奔走する中で、時間をこじ開け
「こういうやり方をすれば、商店の手続きは軽くできる」
等と反論文を作成し、相手にたたきつけました。
それに対して、また自民党・財務省チームが反論文を。
公明党も、またまた反論文を。作業は連日、深夜に及びました。
その繰り返しの末、とうとう
「公明党のやり方で不可能ではない」
という回答を引き出すことができました。
自民党は衆参あわせて408名。それに対して、公明党は51名。
51名の総力で、自民党・財務省を説得し、昨年の税制大綱に
「消費税の軽減税率制度については、(中略)税率10%時に導入する。」
という一文を勝ち取りました。
それもこれも公明党を支えて下さる皆様の
「軽減税率は絶対必要」
「世論調査では7割以上の人が賛成している」
との、力強い後押しがあったから、頑張れたのです。
しかし自民党・財務省も一筋縄ではいきません。
税制大綱には「国民の理解を得た上で」という高いハードルが突きつけられています。
10%に上げた後に先延ばしにしようという動きもありました。
それから1年。
今年もずっと水面下で軽減税率導入目指して戦い続けています。
例えば、公明党の税制チームは先月、韓国に調査に行きました。
韓国は30年以上前から、10%の付加価値税(消費税とほぼ同じです)を導入しています。
しかしその際に「基礎的食品だけは非課税」にしました。
基礎的食品とは加工品でないものです。
野菜もカットしてある程度なら非課税。
味付けしてあると、課税。
ところが韓国の国民食、キムチは量り売りなら非課税。
きれいにパックしてあると課税。
かなり複雑です。
しかし、コンピュータシステムが普及していて、調査チームがスーパーや商店街、市場で話を聞いても
「現場は混乱していない」と。
韓国の税理士さんは「確かに事務負担は増えるけれども、その手間より、庶民の暮らしの方が大事です」と。
公明党の思いと同じです。
私の母も、私が子どものころ、毎晩大学ノートに家計簿をつけながら、限られた予算の中で、家族に安全で栄養豊富な食事をつくることに一生懸命でした。
卵1パック98円、お一人様1個のために、私も一緒に並ぶのは当たり前、そういう生活でした。
昨年、軽減税率が先送りになった時に、同級生が電話をしてきました。
「子育て家庭の大変さが分かってもらえないの?」と。
今も同じ思いの方がたくさんおられると思います。
その思いにお応えするために、何としても衆院選を大勝利して「軽減税率」を必ず実現させます!
一歩も引きません!
竹谷とし子
参議院議員・公認会計士
公明党女性委員会副委員長
発行:公明党参議院東京選挙区第1総支部
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