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【竹谷】節電、そして「省エネ」も:竹谷とし子メルマガ 第68号
竹谷とし子です。
脱原発を進めるための、公明党のエネルギー政策の柱の1つが、省エネルギーです。
「今さら、省エネ?」とか「今度は寒さをガマンするの!」というお声が聞こえてきそうです。
エアコンの設定温度を変えたり、
無駄な照明をつけない、
テレビの画面をちょっと暗くするなど、
昨年夏から皆で取り組んでいる「節電」も大切です。
さらに家庭にある古い家電を最新の省エネ家電に買い替えたり、
壁に断熱材を利用する、
窓を2重窓に取り換えるなど、
生活の快適さはそのままに、エネルギー使用とCO2排出を大幅に削減できるのが「省エネ」です。
研究機関の試算では、家庭で最新の技術を使った省エネ対策に取り組むと、エネルギー利用量は
−74%、4分の1にまで減らせるとしています。
といっても、省エネに切り替えるためにはまずはお金がかかります。
それがネックになって、さまざまな省エネ製品・技術はあるのに、導入が進んでいません。
それを、先駆的な仕組みで解決して、最新の省エネ技術を導入した岩手県紫波(しわ)町にある「ラ・フランス温泉館」を、視察してきました。
温泉館のお風呂で使われる大量のお湯。
これまではそのまま排水されていましたが、捨てられるお湯の熱を利用する排熱回収ヒートポンプ機器を設置して、お風呂やプールの保温・加熱に利用し、
年間約3千万円もかかっていた重油の消費量を半減させることに成功しています。
震災直後、重油の流通が滞りましたが、この機器のおかげで最短で温泉を再開し、多くの被災者が温泉を楽しまれました。
この省エネ機器の初期投資は、半分は国の補助金。
残り半分は地域の信用金庫の貸し付けです。
燃料代が半分になって浮いた分で、機器の分割代金とメンテナンス代をカバーする、リースの形態をとっているので、月々の支出総額は導入前と変わりません。
さらにリースは環境エネルギー普及株式会社が担い、万が一の故障は保険でカバー。
省エネ機器導入の仕組みに金融機関が参加することで、温泉館は持ち出しゼロ、リスクも最小、月々の支出は以前のままで、最新の省エネ機器の導入に成功しました。
10月からは地元の木質チップを燃やして暖房に使う「木質チップボイラー」も稼働しはじめ、更に重油使用量が最大9割まで削減できる見通しです。
大自然の中の温泉で、環境にも経済にも優しいエネルギーが動き出しています!
竹谷とし子
参議院議員・公認会計士・経営コンサルタント
公明党女性委員会・青年委員会副委員長
発行:公明党参議院東京選挙区第1総支部


